ダイヤモンドの語源・由来

【意味】
①炭素だけからなる鉱物。等軸結晶で、多くは正八面体・斜方十二面体をなす。硬度が最も高く、光沢は極めて美しく、無色透明または青・黄・紅・緑・褐・黒色など。光に対する屈折率が大きい。美麗なものは宝石とするが、産額は極めて少なく、その多くはロシア・ボツワナ・コンゴ民主共和国・オーストラリア・南アフリカなどの特殊火山岩中に産出。大部分は切断・研磨など工業用に用いる。最近は、人工的に合成される。金剛石。ダイヤ。
②欧文活字の大きさを表す古い呼び名の一つ。約4.5ポイントの活字をいう。ダイヤ。
③野球場の、本塁と他の三つの塁に囲まれた正方形の区域。

【語源・由来】
ダイヤモンドは、天然の物質の中で最高硬度を誇る物質であることから、ギリシア語で征服しえない、屈しないの意の「adamazein」と呼ばれた。「admazein」の「a」が否定辞、「damazein」は征服するの意。「admazein」がラテン語に入り「adamant」になり、「a」がとれた後に「diamond」に変化した。漢語表現では金剛石という。

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