せっぱつまる【切羽詰まる】の語源・由来

「切羽詰まる」という表現は、物事が非常に差し迫り、追い詰められる状況を示す言葉として用いられます。

この表現の背景には、日本刀の構造が関係しています。

「切羽」とは、日本刀の部分で、鍔(つば)の両面に付けられる薄い楕円形の金物を指します。

この「切羽」が詰まると、刀は鞘から抜け出せなくなります。

この状態を想像すると、極度に追い詰められて動きが取れなくなるさまを思い浮かべることができるでしょう。

このように、日本刀の「切羽」が詰まることから、差し迫った状況や窮地に追い込まれる様子を表現する言葉として「切羽詰まる」という表現が生まれました。

【切羽詰まる】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「切羽詰まる」という表現の意味、背景、由来などをカンタンにまとめます。
項目 説明
現代の用途 物事が非常に差し迫り、追い詰められる状況を示す
背景 日本刀の構造
「切羽」とは 日本刀の鍔(つば)の両面に付けられる薄い楕円形の金物
切羽の役割 切羽が詰まると、刀は鞘から抜け出せなくなる
言葉の由来 日本刀の「切羽」が詰まる状態を想像し、極度に追い詰められて動きが取れない様子を連想した

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