ずうずうしい【図図しい】の語源・由来

「図図しい」は、日本語で厚かましいや自分の利益のために他人に迷惑をかけるさまを表す形容詞です。

この言葉は、「図」という言葉を二回繰り返して形容詞化したもので、もともとは「づうづうしい」として使われていました。

「図」という言葉は、元々は漢語で、策略や計画といった意味を持っています。

この言葉が日本に伝わり、さまざまな表現や慣用句に取り入れられる中で、「図に乗る」などのように、自分の利益のために図ったり、策略を巡らせるといった意味合いで使われるようになりました。

このような背景から、「図図しい」という形容詞が生まれ、あつかましく行動するさまを表現する言葉として定着しました。

【図図しい】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「図図しい」という言葉の意味や起源に関する情報をカンタンにまとめます。

主要ポイント	詳細・例
「図図しい」の基本的な意味	厚かましい他人に迷惑をかけるさま
言葉の成り立ち	「図」という言葉を二回繰り返して形容詞化したもの。元々「づうづうしい」として使用。
「図」の起源	漢語で、策略や計画といった意味を持つ
「図」の日本での用法	例:「図に乗る」。自分の利益のために図る、策略を巡らせる意味で使われる
「図図しい」の言葉の成り立ちと背景	「図」の日本での用法の背景から、「図図しい」があつかましく行動するさまを表す言葉として定着