あえぐ【喘ぐ】の語源・由来

【意味】
息をきらす。はあはあと呼吸する。転じて、経営・生活などに苦しむ。

【語源・由来】
①喘(アハク)に通じる。
②アは息を引く声。
③敢(アヘ)の活用。
④弥重息(アヘイキ)から。
⑤開吹(アキフク)の意。
⑥アヘは合(アフ)の活用。息のその身、その時に合い難いのを見て、息アヘグといったものからイキが略されたもの。
⑦アヘに活用語尾グを添えたもの。調子を合わせる意。
⑧息がアハアハという音を移して活用した語。
⑨「Ai」の変化音Aeに語尾Gを添えたもの。

【語源由来の出典】
・大言海
・和訓栞
・俗語考
・名言通
・国語本義
・日本古語大辞典(松岡静雄)
・日本語源(賀茂百樹)
・日本語原考(与謝野寛)

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