かんがえる【考える】の語源・由来

【意味】
①ある物事や事柄についてあれこれと頭を働かせる。思考する。特に、筋道を立てて問題や疑問を解決しようとする。
②そのことを心に置いて、あれこれと思考や想像をめぐらす。
③周囲の状況などをあれこれと気遣う。考慮する。
④新しい方法や技術などを工夫して生み出す。考案する。
⑤物事について、疑念・予想・推測・希望・決意などの気持ちを持つ。思う。

【語源・由来】
考えるは、古くは「かむがふ」といった。「かむがふ」の「か」は「すみか(住処)」の「か(処)」または「かなた(彼方)」の「か」、「むがふ」は「むかう(向かう・対)」の意。このことから、両者を向き合わせる、二つの物事をつき合わせてその合否を調べ質す意味で「考える」になった。

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