ブッポウソウ【仏法僧】の語源・由来

【意味】
①仏教で重んずる、仏と法と僧。すなわち三宝。
②ブッポウソウ目ブッポウソウ科の鳥。全長約30センチメートル。頭・風切羽・尾羽の大部分は黒色、その他は美しい青緑色で、嘴・脚は赤い。風切羽の中央に青白色の大斑があり、飛翔時に顕著。本州以南に夏鳥として渡来し、平地から山地のスギ・ヒノキなどにすむ。冬は南方へ渡る。霊鳥として名高い。鳴声は、飛ぶときは「ぎゃっぎゃっ」急降下のときは「げっけけけけけ」。山梨・長野・岐阜・宮崎の各県の生息地では天然記念物。三宝鳥。

【語源・由来】
「ブッポウソウ」は、鳴き声が「ブッポウソウ」と聞こえることから名付けられた。「仏法僧」は、仏教で重んずる、仏と法と僧。すなわち三宝のことをいう。「ブッポウソウ」はありがたい鳴声とされ、霊鳥として名高い。しかし、1935年になって、「ブッポウソウ」と鳴くのは、別の鳥「コノハズク」とわかったが、学名はそのまま。

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