しんがり【殿】の語源・由来

「殿」という言葉は、もともと戦場での特定の役割を表す言葉でした。

退却する軍隊の最後尾に位置し、敵の追撃から本隊を守るという極めて重要な役目を持っていたのです。

この役割は非常に危険であるため、腕前のある者がこの役割を担うことが多かったのです。

この役割を表す言葉「後駆」という言葉が時間とともに変化し、「殿」へと変わりました。

そして、その意味も進化し、戦場の文脈だけでなく、一般的な列や順番の最後を指す言葉としても使われるようになりました。

しんがり【殿】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「殿」に関する重要ポイントをカンタンにまとめます。
キーワード 説明
殿(原義) 戦場での退却する軍隊の最後尾に位置する役割
役割 敵の追撃から本隊を守る
特徴 非常に危険な役目のため、腕前のある者が担当
言葉の変遷 「後駆」から「殿」へ変化
意味の拡張 列や順番の最後を指す言葉としても使用

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