【意味】
作者が空想したり事実を脚色したりして書く文学作品。
【語源・由来】
英語novelの訳語。坪内逍遥が「小説神髄」で用いた語。もとは中国の『漢書 芸文志』から出た言葉で、市中の日常の出来事や話題を王に知らせるために記述した文章だった。日本では、平安時代ごろからその意で使われはじめ、江戸時代には戯作などのことも指すようになった。坪内逍遥はこの言葉をnovelに当てはめることで、「小説」を戯作とは異なる、より近代的な文学形式を表す語として定着させた。
【意味】
作者が空想したり事実を脚色したりして書く文学作品。
【語源・由来】
英語novelの訳語。坪内逍遥が「小説神髄」で用いた語。もとは中国の『漢書 芸文志』から出た言葉で、市中の日常の出来事や話題を王に知らせるために記述した文章だった。日本では、平安時代ごろからその意で使われはじめ、江戸時代には戯作などのことも指すようになった。坪内逍遥はこの言葉をnovelに当てはめることで、「小説」を戯作とは異なる、より近代的な文学形式を表す語として定着させた。