ぼくたく【木鐸】の語源・由来

【意味】
人びとを教え導く人。指導者。

【語源・由来】
昔、法令などを世に示すときに鳴らした木製の舌を持った金属製の鈴のこと。人民に触れて歩くときに、これを振り鳴らしたことから。転じて、世間に警告を発し、教えを導く人のたとえ。衛の国境にある儀という町の役人が、流浪の旅を続ける孔子の弟子にいった言葉「天将(まさ)に夫子(ふうし)を以て木鐸と為さんとす(天はやがて孔子を世の指導者とするに違いない)」から。「論語」より。

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