てあて【手当て】の語源・由来

【意味】
①前もってその用に備えること。用意。準備。また、そのために配置される人。
②労働・勤務などの報酬として与える金銭。また、基本的な給料などのほかに支給する金銭。
③心付。
④てだて。手段。対応策。処置。特に、病気やけがなどに対する処置。
⑤めしとり。捕縛。

【語源・由来】
「手当」は、元々、「人手を補う」の意で、「手」は「人手」、「当て」は「充当」を意味した。このことから、「処置」や「準備」の意に用いられるようになり、この「処置」の意味から、病気やけがなどに対する処置をさすようになった。江戸時代頃から、労働や勤務などの報酬として与える金銭の意味で用いられるようになったとされる。

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