コニシ【古仁之】の語源・由来

「コニシ」は、コリアンダーの日本での古名です。

この名前の由来は、かつて中国の前漢時代の張騫が胡の国から持ち帰ったこの香辛料を「胡すい」と呼んでいたことに始まります。

しかしその後、後趙の皇族の石勅という人物が「胡」という名前を持っていたため、「胡」の名を避ける形で「香すい」と呼ぶように変わりました。

この「香すい」という名称が日本に伝わった際に、その音が「コヌスイ」として聞こえ、それがさらに変化して「コニシ」という名前になったのです。

そして、この「コニシ」という名前に、「古仁之」という漢字が当てられることとなりました。

コニシ【古仁之】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「コニシ」の名前の起源、変遷、およびその背景などの主要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 内容
現在の名前 コリアンダー
日本での古名 コニシ
初の名称 胡すい(中国・前漢時代に張騫が命名)
名称変更の理由 後趙の皇族・石勅の名前「胡」を避けるため
変更後の名称 香すい
日本での名称の変遷 「香すい」が「コヌスイ」として聞こえ、さらに「コニシ」として変化
「コニシ」の漢字表記 古仁之

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