だいなし【台無し】の語源・由来

【意味】
①ひどくいたんで役に立たなくなること。物事がだめになること。また、そのさま。
②(多く打消を伴って)まるで。全然。

【語源・由来】
「台無し」は、元々は、ひどくいたんで役に立たなくなることの意味で用いられた語だが、現代では広い意味で、一生を台無しにする、今までの努力が台無しだというように用いる。「台」は仏像を安置する台座。台座が無いと仏像の威厳がなくなってしまうことから、台無しは面目を失うことや、形をなさないことの意味となった。

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