たつ・たつどし【辰・辰年】の語源・由来

【意味】
①十二支の第5.動物では竜に当てる。
②東から南へ30度の方角。
③昔の時刻の名。今の午前8時ごろ。またおよそ午前7時から9時のあいだの時刻。

【語源・由来】
「辰」は本来の読みは「しん」、源氏は「蜃」。「蜃」は蜃気楼を吐き出すといわれる想像上の生き物で、漢字「蜃」は、二枚貝が開き動く様子を表していて、「振」や「震」の意味がある。
「漢書」律暦志によると「振(ふるう)、(ととのう)」の意味で、草木が成長し形が整った状態を表すと解釈されている。「辰」を「竜(龍)」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるためだったが、順番や選ばれた理由は未詳。

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