あんばい【塩梅】の語源・由来

【意味】
①料理の味加減。
②物事の具合。

【語源・由来】
①は、本来の読みは「えんばい」で、塩と梅酢を合わせた調味料を意味していた。漢籍にも見られる語。臣下が君主を助け、政務を適切に処理することにたとえにも使われた。②は、室町時代から江戸時代にかけて、その「えんばい」とうまい具合に処理する「按排」が混同されて生じた用法といわれる。結果、「塩梅」は「あんばい」と読まれるようになった。

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