けったくそわるい【卦体糞悪い】の語源・由来

「けったくそわるい」という言葉は、「いまいましい」という意味を持ちます。

この言葉の背景には、占いに関連した言葉の変遷があります。

元々、「卦体」とは易（占いの一つ）で得られる結果を指します。

つまり、占いの答えやその内容を「卦体」と称していました。

ここから、「卦体が悪い」という表現が生まれ、これは占いの結果が良くない、または望ましくない状態を示すものとして使われるようになりました。

さらに、その不快感や不満を強調するために、日常語で「非常に悪い」や「最低」を意味する「糞」が追加され、そこから「卦体糞」という言葉が生まれました。

これが時代を経て「けったくそ」として変化し、「わるい」と組み合わせて「けったくそわるい」という言葉が使われるようになりました。

このような経緯を経て、現代では「けったくそわるい」は「いまいましい」という意味で使われる言葉として定着しています。

【卦体糞悪い】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「けったくそわるい」という言葉の由来や意味に関する情報をカンタンにまとめます。

項目	詳細
言葉	けったくそわるい
現代の意味	いまいましい
元々の意味	占い（易）で得られる結果
由来	「卦体」からの変遷。占いの結果が良くない状態を示す「卦体が悪い」が、さらに「糞」が追加されて「卦体糞」となり、これが「けったくそ」として変化。
現代での使用背景	「けったくそ」が「わるい」と組み合わせられ、「けったくそわるい」として定着。