しょうぎたおし【将棋倒し】の語源・由来

将棋倒しは、文字通り将棋の駒を用いて行う遊びから名前が付けられました。

この遊びでは、将棋の駒を一列に少し間隔を空けて並べ、その列の端の駒を軽く押すと、駒が次々と折り重なるように倒れていく様子を楽しむものです。

この遊びはかなり古くから日本に存在しており、室町時代の文献である『太平記』にもその記述が見られます。

この将棋の駒が連鎖的に倒れる様子が、大勢の人が次々と倒れる様子や、ある一点からの影響や崩れが全体に広がっていく様子に似ていることから、それらの状況を表現するたとえとして「将棋倒し」という言葉が使われるようになりました。

【将棋倒し】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
ポイント 説明
将棋倒しの起源 将棋の駒を用いて行う遊びから名付けられた。
遊びの内容 駒を一列に間隔を空けて並べ、端の駒を押すと連鎖的に駒が倒れる。
歴史的な記録 『太平記』という室町時代の文献に記述がある。
「将棋倒し」の意味の由来 駒が連鎖的に倒れる様子が大勢の人が次々と倒れる様子や、ある一点からの影響が全体に広がる様子に似ていることからこの言葉が使われるように。

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