ずだぶくろ【頭陀袋】の語源・由来

「頭陀袋」、または「ずだぶくろ」とは、大きな布地の袋で、さまざまなものを入れることができます。

この言葉の由来は「頭陀」という言葉に関連しています。

頭陀とは、衣食住に関連する欲望を捨て去ることを目的とした修行のことを指します。

この言葉「頭陀」は、梵語の「Dhuta」から来ており、それは「捨てる」や「落とす」といった意味を持ちます。

この頭陀という修行を行う僧が、経文や衣服などを保管して持ち歩くための袋を使用していました。

この袋が、その名前「頭陀袋」として知られるようになりました。

さらに、死者を葬る際にも同じような袋を使用して首にかけることから、その袋もまた「頭陀袋」と呼ばれるようになりました。

ずだぶくろ【頭陀袋】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「ずだぶくろ」に関する主要な情報やその背景をカンタンにまとめます。
項目名 内容
名称 頭陀袋(ずだぶくろ)
物の形態 大きな布地の袋
用途
  1. 修行僧が経文や衣服などを保管・持ち歩くため
  2. 死者を葬る際に首にかけるため
名前の由来 「頭陀」という修行から。「頭陀」は欲望を捨て去る修行を指す。
頭陀の語源 梵語の「Dhuta」。意味は「捨てる」や「落とす」。

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