おどろく【驚く・愕く・駭く】の語源・由来

「おどろく」という言葉の語源は完全に明確ではありませんが、いくつかの説が存在します。

一つの説によれば、この言葉は「怖(おぢ)」が転じて「転(おど)」となり、さらに動揺する意味の「ろく」が付いて「おどろく」となったとされています。

この説が正確かどうかは定かではありませんが、言葉の成り立ちからは、何らかの形で驚きや動揺を感じる状態を表していることが伺えます。

古語での「おどろく」は、今まで感じていなかった、もしくは思いもよらなかった何かを突然気づくという心の動きを指していました。

これが現代では、何か不意の出来事に出会ったときに感じる衝撃やその瞬間の判断力を失ってしまうような状態を指すようになっています。

要するに、「おどろく」という言葉は、歴史を通じて驚きや意外性、動揺を感じる状態を表す用語として用いられてきました。

現代でもその基本的な意味合いは変わっていないと言えるでしょう。

【驚く・愕く・駭く】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明
語源 完全に明確ではないが、「怖(おぢ)」が「転(おど)」になり、「ろく」が付いて「おどろく」とされる説がある。
古語での意味 何か突然気づくという心の動きを指していた。
現代での意味 不意の出来事に出会ったときに感じる衝撃や判断力を失ってしまう状態を指す。
基本的な意味 歴史を通じて、驚きや意外性、動揺を感じる状態を表す用語として用いられてきた。

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