もうこはん【蒙古斑】の語源・由来

【意味】
小児の臀部・腰部・背部・肩胛部などの皮膚にある青色の斑紋。皮膚真皮層中にメラニン色素細胞が存在するためで、年齢が進むと消失する。モンゴロイドに出現率が高く、日本人の生後1年以内乳児では99.5パーセントに達するが、白色および黒色人種では稀、小児斑。児斑。

【語源・由来】
「蒙古斑」の「蒙古」は、「モンゴル人種(黄色人種)」のこと。1885年、ドイツのエルヴィン・フォン・ベルツが、モンゴロイドの特徴として「Mongolian Spot」の名で発表したことから、日本では「蒙古斑」と呼ばれる。

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