つなみ【津波・津浪】の語源・由来

「津波」や「津浪」は、特定の自然現象を指す言葉として知られています。

これは、地震による海底の陥没や隆起、海中の土砂崩れ、または海底火山の噴火といった原因により、水面に大きな波動が生じる現象を指します。

特に海岸近くでは、この波動が海面を押し上げ、湾内やその他の地域で大きな災害を引き起こすことがあります。

この言葉の語源としては、「津」は船着き場や港を意味します。

「波」は、そのまま波を指します。

興味深いことに、津波は沖合いを航行する船に対しては大きな被害が少ない一方で、港や海岸付近では大きな被害が生じる特性を持ちます。

この特性に基づき、港（津）での大きな波（波）という意味合いで「津波」と名付けられたのです。

つなみ【津波・津浪】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明
基本的な意味	地震などによって海面に生じる大きな波動の現象
主な原因	地震による海底の陥没や隆起海中の土砂崩れ海底火山の噴火
特性	沖合いの船には大きな被害が少ないが、海岸や港付近では大きな被害が生じる
語源	「津」は船着き場や港、「波」はそのまま波。港での大きな波の意味合い