ゆりかもめ【百合鴎】の語源・由来

【意味】
カモメの一種。小形で、体は白色。冬羽は頭部白く、後頸・耳羽は褐色、雨覆いは銀灰色。夏羽では頭部が黒褐色となる。嘴・脚は暗赤色。ユーラシア大陸北部で繁殖し、秋、日本に渡来。和歌に詠まれた隅田川の「都鳥」はこの鳥という。

【語源・由来】
「ゆりかもめ」は、内陸部まで飛来することから、奥地の意の「百合」からという説、「いりえかもめ(入江鴎)」が転じたという説、「ゆりかもめ」が、京の後ろの谷間を飛んできて、平安京の鴨川にやってくるとされたことから、後ろの意の古語「ゆり」からとする説がある。

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