たいまいをはたく【大枚を叩く】の語源・由来

「大枚を叩く」という言葉は、多額のお金を使う、あるいは所持している資産を全部使い果たすという意味で使われます。

この言葉の背景には、かつて中国で使われていた特定の形の銀貨に関する歴史があります。

この銀貨は餅の形をしていて、「餅銀」と呼ばれていました。

中でも大きなものは「大枚」と称されていました。

つまり、「大枚」とは「大きな貨幣」という意味を持っていたのです。

この「大きな貨幣」のイメージから、多額の金額を示す言葉として「大枚」が使われるようになりました。

また、「叩く」という動詞には、財布を逆さにして中の金を全部出すというニュアンスがあります。

これは、持っているお金や財産を全て使い果たす、という意味で使われることが多いです。

結びつけて考えると、「大枚を叩く」とは、多額のお金を使ったり、所持している資産をすべて使い果たすことを意味しているのがわかります。

「大枚を叩く」の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「大枚を叩く」という言葉の意味、由来や関連する背景をカンタンにまとめます。
項目 詳細・説明
言葉 大枚を叩く
意味 多額のお金を使う、または所持している資産をすべて使い果たす
「大枚」の由来 中国の特定の形の銀貨で、特に大きなものを指す。意味は「大きな貨幣」
銀貨の呼び名 餅銀
「叩く」の意味 財布を逆さにして中の金を全部出すというニュアンス。お金や財産を全て使う意味

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