せ・せなか【背・背中】の語源・由来

「背・背中」という言葉は、動物の体の地面に向かっている部分の反対側、つまり人体では頸部から臀部に至る部分を指します。

さらに、この言葉は物の裏側や後ろ、山の尾根、書物の綴じられている部分やその外側、そして身長などという意味でも用いられます。

この言葉の語源を探ると、「背」は古い言葉で「そ」として知られていました。

この「そ」は、現在でも「背く(そむく)」という形で使われることがあります。

この「そ」は、後ろや反対の意を持ち、これが「背」の語源となっています。

また、「背中」という言葉は、物の後方の部分の中心、すなわちその上・中・下の真ん中部分を指す意味で使われるようになりました。

また、なぜ「背」が身長を意味するようになったかというと、衣服のサイズが背の長さで決められることや、身長を測る際に背を向けて測定するから、と考えられています。

【背・背中】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「背・背中」という言葉の意味、語源、関連性などに関する主要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明
意味
  1. 動物の体の反対側(人体では頸部から臀部)。
  2. 物の裏側や後ろ。
  3. 山の尾根。
  4. 書物の綴じ部分。
  5. 身長。
語源 古い言葉「そ」が語源。現在でも「背く(そむく)」として使用される。
背中の由来 物の後方の部分の中心を指す。
身長との関連 衣服のサイズや身長測定方法が背の長さに関連していたため。

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。