あいくち【匕首】の語源・由来
【意味】 鍔(ばつ)のない短刀。匕首(ひしゅ)。懐刀(ふところがたな)。九寸五分(くすんごぶ)。 【語源・由来】 ①鞘(さや)と柄(つか)の口の部分が合う意から。 ②貞観儀式大嘗会の用物である小阿為(こあい)刀子卅柄から…
【意味】 鍔(ばつ)のない短刀。匕首(ひしゅ)。懐刀(ふところがたな)。九寸五分(くすんごぶ)。 【語源・由来】 ①鞘(さや)と柄(つか)の口の部分が合う意から。 ②貞観儀式大嘗会の用物である小阿為(こあい)刀子卅柄から…
【意味】 子持ち鮎の卵以外の内臓を取り去り、五、六日塩につけたのち、水洗いし、乾燥させた食品。近世初期には肥後(熊本県)の名産とされた。子を持っていないのは塩鮎という。 【語源・由来】 ①アイはアユ(鮎)の転か<大言海>…
【意味】 呼ばれたときに返事をしたり、同意を表したりすることば。 【語源・由来】 ①漢語のアイ(阿唯)からか。アはゆっくりする返事、イは速やかにする返事を表す。 ②アは開口音。イは発音の勢いにより生じる音。 【語源由来の…
【意味】 1 タデ科の一年草。高さ50~80センチ。茎は紅紫色で、葉は長楕円形。秋、穂状に赤い小花をつける。葉・茎から藍染めの染料をとり、京都・大坂・阿波が産地として知られた。果実は漢方で解熱・解毒に使う。古く中国から渡…
【意味】 物と物との間。ま。 【語源・由来】 ①アフ(合)の名詞形。 ②アナハミ、あるいはアハヒの反。 ③アハヒの略。 【語源由来の出典】 ・大言海 ・名語記 ・言葉の根しらべ(鈴江潔子) ・和訓栞
【意味】 ①強く感動したり,驚いたりしたときに発する語。 ②肯定・承諾の意を表す語。ええ。 ③人に呼びかける語。 ④あいづちを打ったり,生返事をしたりするときに発する語。 【語源・由来】 ①アを伸ばした音 ②慨嘆を強く表…
【意味】 他称。話し手、聞き手両者から離れた事物をさし示す(遠称)。平安時代以降用いられ、格助詞「の」を伴って連体修飾語となることが多い。あれ。か。 【語源・由来】 ①叫ぶ声から。 ②離れた方向を指すカ(遐)、あるいは、…
【意味】 わたし。われ。わ。「―を待つと君が濡れけむ」[補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。 【語源・由来】 ①漢語のア(我)、朝鮮古語のアとも通じる。 ②呼ばれてこたえる音声から。 ③…