れんが【煉瓦】の語源・由来

【意味】
粘土に砂を混ぜて練り固めた、一定の大きさの建築材料。普通は型に入れて窯で焼いたもの。壁・舗装・窯など用途は広汎。普通煉瓦(赤煉瓦)・舗道煉瓦・耐火煉瓦・空洞煉瓦・アドベなどがある。

【語源・由来】
「煉瓦」は、もとは中国語。中国では紀元前5000年頃から「煉瓦」が建築用に用いられていた。「煉瓦」の「煉」は「火」「柬」で、「柬」は「束(たば)」+「ハ印(わける)」から成る会意文字。良い物と悪い物を選別するの意。「火」+「柬」(煉)で金属を溶かして精錬するという意味。「瓦」は、土を焼いて作った板のこと。「煉」は漢音・呉音ともに「レン」と読み、「瓦」を「ガ」と読むのは漢音。古くは、「煉瓦石」ともいい、「煉化石」と表記されることもあった。

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