さんりんぼう【三隣亡】の語源・由来
【意味】 暦注で、この日に建築をすれば火災を起こし、近隣3軒をも亡ぼすという忌日。 【語源・由来】 「三隣亡」は、明治以前は「三輪宝」と書き、「天」「地」「人」の三点の中央に宝が位置することを意味した。江戸時代の暦注には...
【意味】 暦注で、この日に建築をすれば火災を起こし、近隣3軒をも亡ぼすという忌日。 【語源・由来】 「三隣亡」は、明治以前は「三輪宝」と書き、「天」「地」「人」の三点の中央に宝が位置することを意味した。江戸時代の暦注には...
【意味】 ①3種の楽器の拍子が揃う。 ②3つの要件がすべて備わっている。 【語源・由来】 「三拍子揃う」の「三拍子」は、小鼓・太鼓・大鼓など3種の楽器で拍子をとることをいう。三拍子が揃うと、調和がとれることから、3つの要...
【意味】 菅笠の一種。顔面をおおうように深く造ったもの。貞享(1684~1688)頃から行われる。三度飛脚などが用いたことからの名。大深(おおぶか)。 【語源・由来】 「三度笠」は、三度飛脚が用いたことからの名。三度飛脚...
【意味】 はきものの一種。つま先やかかとを露出させ、甲を紐やバンドで作ったもの。 【語源・由来】 「サンダル」は、板を意味するギリシヤ語「sandalion」、ラテン語の「sandalium」から。サンダルの起源は分かっ...
【意味】 クリスマスの前夜、子どもたちに贈り物を配っていくという赤外套・白いひげの老人。この話はもとアメリカに移住したオランダ人によって伝わり。クリスマスに贈り物をする習慣と結びつき、世界各国に広まった。 【語源・由来】...
【意味】 ミカン科の落葉低木。日本の各地、中国・朝鮮半島に自生。高さ約3m。枝にとげが多い。葉は小型の羽状複葉。春、黄色の小花を開く。雌雄異株。乾果は裂けて黒い種子を散らす。葉と果実は香気と辛味が強く、芽は「木の芽」と称...
【意味】 (傘の略字「仐」が「八十」と読めるところから)80歳のこと。また、80歳の賀の祝い。 【語源・由来】 「傘寿」は、傘の略字「仐」が「八十」と読めるところから、80歳をいうようになった。傘寿の祝いは、古希・喜寿と...
【意味】 フトモモ科の落葉高木、またその未熟果を乾燥した香辛料。西インド諸島の原産で、主要な香辛料クローブ(丁子)・シナモン(肉桂)・ナツメグの香気を併せ持つもので、オールスパイスとも呼ばれる。ピメント。 【語源・由来】...
【意味】 サバ科の海産の硬骨魚。全長約1mに達する。まぐろを細長くした形。体の上部に青緑色の斑紋を密布。南日本に普通で、瀬戸内海では春に来遊、冬に外海へ出る。美味。小さいものをサシゴまたはサゴチという。広義にはサバ科サワ...
【意味】 シソ科の観賞用一年草。高さ約50cm、葉は卵型。ブラジル原産で、園芸品種が多く、夏・秋、穂を成して大きい濃紅色の唇形花を開く。萼も同色。緋衣草。また、広くはシソ科アキギリ属(学名サルビア)植物。新旧両大陸の熱帯...
【意味】 マタタビ科の蔓性落葉低木。山地に自生し、他の樹木に絡まる。葉は広楕円形で葉柄は赤い。雌雄異株。5~6月、白色五花弁をつける。緑黄色でやや球形の液果を結び、食用にする。シラクチヅル。コクワ。 【語源・由来】 「サ...
【意味】 ①十二支の第9.動物では猿に当てる。 ②西から南へ30度の方角。 ③昔の時刻の名。今の午後4時ごろ。また、およそ午後3時から5時の間の時刻。 【語源・由来】 「申」が、元々は「しん」と読む。稲妻を描いたもので、...
【意味】 (和訓栞に「獣中に智のまさりたる義なるべし」とある) ①サル目(霊長類)のヒト以外の哺乳類の総称。多く類人猿を除く。特にニホンザルをいうこともある。 ②ずるく、模倣の小才ある物。特に、ののしりに使う。 ③自在鉤...
【意味】 ザリガニ科のエビ。体長7cm内外。体は赤みを帯びた暗緑色で、殻表は平滑。日本特有で北海道・青森・岩手・秋田の川や池に生息。秋田県大館市の生息地は天然記念物。外来種のアメリカザリガニと区別するため、多くは日本ザリ...
【意味】 俸給生活者。給料生活者。月給取り。 【語源・由来】 「サラリーマン」は、英語「salaried man」から。英語では「office worker」の方が一般的。「salary man」とも書かれるが、「sal...
【意味】 生野菜や温野菜を主材料として、場合によっては魚・魚介・卵などを加え、ドレッシングやマヨネーズなどであえた料理。サラド。 【語源・由来】 「サラダ」は英語「salad」、フランス語「salade」。塩を意味するラ...
「さもしい」という言葉は、その起源を漢語の「沙門(さもん)」に持ちます。 「沙門」は、サンスクリット語で「努力する人」を意味する「sramana」から来ており、こちらの言葉は僧侶や桑門、出家を意味します。 この「沙門」は...
鮫(サメ)は、その特徴的な外見と生態からさまざまな名前で呼ばれてきました。 その名前「サメ」には興味深い背景があります。 鮫の名前の語源は、その体に対して小さい目を持つことから来ているとされています。 具体的には、「狭目...
「侍」という言葉の起源は、貴族などのそばに仕えるという動詞「さぶらう」から来ています。 この「さぶらう」の名詞形である「さぶらひ」が、時代を経て「さむらひ」と音変化しました。 鎌倉時代以降、武士階級の権力が増していく中で...
「サミット」という言葉は、英語の「summit」から来ており、頂上や首脳級を意味します。 この英語の「summit」は、最高を意味するラテン語「summus」が起源です。 もともと「summit」には「会談」という意味は...
「さみだれ」は、陰暦5月頃に降る途切れがちの長雨を指し、また、その時期自体も指します。 この言葉は、途切れることを表す言葉としても使われます。 名前の由来は、「さ」が「さつき(五月)」の「さ」と同じ意味で、「みだれ」は水...
「ザボン」は、アジア南部原産のミカン科の常緑高木で、その果実は15cm余りの扁球形をしており、厚い果皮の中に黄色いやや苦みを持つ果肉が入っています。 特に果肉が紅紫色のものは「うちむらさき」と呼ばれます。 この名前の由来...
サポウィルスは急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一つで、感染経路としては手指や食品を介した経口感染が主とされています。 このウイルスに関して、その名前の由来は興味深いものがあります。 1968年、アメリカのオハイオ州ノーウ...
サフランはアヤメ科の多年草で、その赤色の花柱が古くから香辛料、薬、染料として利用されてきました。 名前の「サフラン」は、オランダ語の「safftaan」に由来し、さらにその根源は、黄色を意味するアラビア語「az-za...
サファイアという言葉は、青色の美しい宝石を指す言葉として広く知られています。 この名前の起源は、ラテン語の「sapphirus」とギリシア語の「sappheiros」にあり、両方とも青色を意味しています。 サファイアは、...
「寂しい・淋しい」という言葉は、物足りなさや欠如、孤独などの感情を表現するときに用いられます。 この言葉の起源は、奈良時代にさかのぼります。 奈良時代には、この言葉は「さぶし」という形で使用されていました。 この「さぶし...
「サバ」という名前は、その魚の特徴や行動から名づけられたと考えられています。 まず、サバの歯が非常に小さいことから、「小(サ)歯(バ)」や「狭(サ)歯(バ)」といった意味合いで名付けられたという説があります。 また、「狭...
「真田紐」という言葉は、天正の時代に信州上田の城主であった真田昌幸が、自らの刀の柄にこの紐を巻いたことから生まれたと言われています。 真田昌幸の使用によって紐の名声が高まり、人々はそれを「真田打」と称するようになりました...
「さといも」は、熱帯アジアが原産地で、温帯・熱帯地域で広く栽培される一年生の作物です。 この芋は、日本に縄文時代頃に渡来したと考えられ、以来長い間栽培されてきました。 名前の「さといも」は、山で自生していた「やまいも」に...
「サツマイモ」は、ヒルガオ科に属する一年生の作物で、中南米が原産地です。 この作物が日本へ伝わったのは、17世紀初頭です。 具体的には、中国と琉球を経由して九州の薩摩地方にやってきました。 この薩摩地方を通った経緯から、...