さびしい【寂しい・淋しい】の語源・由来

【意味】
本来あった生気が失われて荒涼としていると感じ、物足りなく感じる意。
①もとの活気が失せて荒廃した感じがする。
②欲しい対象が欠けていて物足りない。満たされない。
③孤独がひしひしと感じられる。
④にぎやかでない。ひっそりとして心細い。

【語源・由来】
「さびしい」は、奈良時代には「さぶし」という形で用いられ、その後、「さびし」に変化した。「さぶし」の「さぶ」は、荒れているの「荒ぶ(さぶ)」から。
さらに江戸時代に「さびし」と同じ意味で「さみし」という語形が見られるようになる(ま行音への音韻交替)。

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