サツマイモ【薩摩芋】の語源・由来

「サツマイモ」は、ヒルガオ科に属する一年生の作物で、中南米が原産地です。

この作物が日本へ伝わったのは、17世紀初頭です。

具体的には、中国と琉球を経由して九州の薩摩地方にやってきました。

この薩摩地方を通った経緯から、この芋は「さつまいも」と名付けられました。

もちろん、伝来したルートや地域によって異なる名前もあり、「唐芋」や「琉球芋」「アメリカイモ」といった呼称も存在します。

さらに、18世紀には青木昆陽という学者が「蕃薯考」という著作を発表しました。

この著作を通じて、彼は飢饉時に役立つ救荒作物としてサツマイモの重要性を伝え、関東地方においてこの作物の栽培が普及するきっかけを作りました。

【薩摩芋】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「サツマイモ」の基本情報や日本での歴史をカンタンにまとめます。
キーポイント 詳細
サツマイモの分類 ヒルガオ科の一年生の作物。
原産地 中南米。
日本への伝来時期 17世紀初頭。
日本への伝来ルート 中国と琉球を経由し、九州の薩摩地方へ。
名前の由来 薩摩地方を通った経緯から「さつまいも」。また、伝来ルートや地域により「唐芋」「琉球芋」「アメリカイモ」などの呼称も。
18世紀の普及 学者青木昆陽の「蕃薯考」を通じて、飢饉時の救荒作物としての重要性が強調され、関東地方での栽培が普及。

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。