サル【猿】の語源・由来


【意味】
(和訓栞に「獣中に智のまさりたる義なるべし」とある)
①サル目(霊長類)のヒト以外の哺乳類の総称。多く類人猿を除く。特にニホンザルをいうこともある。
②ずるく、模倣の小才ある物。特に、ののしりに使う。
③自在鉤を吊るす竹に取り付けて。鉤を望む高さに留め置く具。
④戸締りのために戸の框に取り付け、柱や敷居の穴に突き挿して、しまりとする木片。堅猿・横猿・送猿の別がある。くるる。
⑤小紙片の四隅を折り返して、括猿(くくりざる)のような形を作り、その中央に穴をあけ。揚げた凧の糸に通して、凧の糸目のところまで上り行かせるしかけの玩具。
⑥蜜柑の実の袋をかみの毛でくくって猿の形をこしらえる遊び。
⑦(浴客の垢を掻くのを、猿がよく物を掻くのにたとえていう)江戸で湯女の異称。
⑧岡っ引きの異称。

【語源・由来】
江戸後期の国語辞典「和訓栞」に「獣中に智のまさりたる義なるべし」とあることから、獣の中では「知恵が勝る(まさる)」ことから、「サル」になったと考えられる。他にも、アイヌ語で「サロ」、しっぽを持つものを「サルウシ」ということから、「サル」はアイヌ語が語源とする説、また、古くから神聖視され、午の守護神とされていたこともあったことから、「マル(馬留)」が転じたという説など諸説ある。

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