あんま【按摩】の語源・由来
【意味】 ①身体をもんで筋肉を調整し、血液の循環を良くする療法。もみりょうじ。マッサージ。また、それを業とする人。 ②(あんまが盲人の業だったことから)俗に、盲人。 【語源・由来】 「按」は「手で押さえる」こと。「摩」は…
【意味】 ①身体をもんで筋肉を調整し、血液の循環を良くする療法。もみりょうじ。マッサージ。また、それを業とする人。 ②(あんまが盲人の業だったことから)俗に、盲人。 【語源・由来】 「按」は「手で押さえる」こと。「摩」は…
【意味】 雨傘のこと。 【語源・由来】 英語の「umbrella」から。アンブレラは「影」という意味のラテン語「umbra」がイタリア語圏で「ombrella」と指小辞化したもので、影をつくるものという意味。古くは、傘と…
【意味】 思ったとおり。予期したとおり。はたして。 【語源・由来】 「案」には「計画」「着想」「推量」の、「定」には「まちがいないこと」「たしか」「真実」「本当」の意味があり、「必ずそうなると決まっていること」という意味…
【意味】 ①木などの框(わく)に紙を貼り、中に油皿を入れて灯をともす具。室内に置くもの、柱に掛けるもの、さげ歩くものなどがある。あんどう。紙灯。 ②40の隠語。 ③表装で、長幅でも横長でもなく、丈のつまった中途半端なもの…
【意味】 暗闇の中で手探りで捜すこと。転じて、手がかりのない物事を探し求めること。 【語源・由来】 「隋唐佳話」(中)の故事に由来。古代中国の唐に許敬宗という政治家がいた。許敬宗は宰相まで務め、文才にも優れた人物であった…
【意味】 ヨーロッパのアルプス地方原産とされるセリ科の多年草。茎は高さ1~2メートル、上が枝分れして夏に緑白色の小花が多数傘のように集まって開く。葉はセロリに似て葉柄が太く、長さ50センチメートルほどになる。 【語源・由…
【意味】 外側に餡をつけた餅。 【語源・由来】 餅をつつむ餡が衣のようになっていることから「餡衣餅(あんころももち)」と呼ばれ、それが「あんころ餅」になったという説がある。関西や北陸地方で、夏の土用の入りの日にあんころ餅…
【意味】 ①山椒魚(さんしょううお)の異称。 ②アンコウ科の硬骨魚の総称。大きなものは全長1メートル以上。海底にすむ。体は平たく、口は著しく大きい。背部前方に背びれの変形した誘因突起があり、これで小魚を誘って呑み込む。海…
【意味】 調査のために多くの人に一定の様式で行う問合せ。意見調査。また、その調査に対する回答。 【語源・由来】 「調査」「質問」を意味するフランス語「enquête」より。英語では「survey」または「question…
【意味】 ①錨(いかり)。 ②アンクル(時計などの歯車を一歯ずつ回転させるための歯止め)に同じ。 ③アンカー・マンの略。 ア.リレーの最終走者。 イ.ニュース番組で、総合司会をする人。ニュースキャスター。 ウ.取材した記…
【意味】 うまくゆけば。間がよければ。 【語源・由来】 形容詞「あわよい」の未然形に、接続助詞「ば」ついたもの。「あわよくば」の「あわ」は、「間」「隙間」「合間」という意味の古語で、本来は、都合がよければという意味で用い…
【意味】 植物から抽出した精油など、芳香性物質を利用して行う治療法。嗅覚を刺激する外用法を主体とする。アロマセラピー。 【語源・由来】 芳香を意味する「aroma」と療法を意味する「therapy」の合成語。元々、アラビ…
【意味】 海岸や避暑地で着る派手なプリント模様の半そでオープンシャツ。1950年代から流行。 【語源・由来】 「アロハ」は、ハワイ語で「ようこそ」「さよなら」などあいさつの語。日本からの移民が、ヨーロッパの船員たちが着て…
【意味】 ①抗原として働く物質の注射・摂取により抗体を生じ、抗原抗体反応をおこす結果、抗原となった物質に対する生体の反応が変わる現象。広義には免疫すなわち抗原の害作用への抵抗の増大も含まれるが、狭義には、反応の変化の結果…
【意味】 アルマジロ科の哺乳類の総称。9属約21種。背面はいくつかの帯に分かれた固い甲で覆われる。夜行性で、地面を掘り、木の根や小動物を食べる。危険に際し、体を丸めて球状になる。中南米産。ヨロイネズミ。犰狳(きゅうよ)。…
【意味】 ①文字が音素をあらわす文字体系の総称。ラテン文字・ヘブライ文字・アラビア文字など。 ②ローマ字、特に英語で用いる26文字のこと。 【語源・由来】 ギリシア文字の初めの2字α(アルファ)とβ(ベータ)とを合わせて…
【意味】 ①写真・絵画・切手などを貼って保存する帳面。また、写真などを編集し印刷・製本したものにもいう。 ②複数の曲をまとめて収めたレコードやCD。 【語源・由来】 「白い」という意味のラテン語「albus」が語源で。古…
【意味】 ①もとからあること。 ②普通にあって、珍しくないこと。 【語源・由来】 「ありきたり」は、室町時代頃に生じたと思われる動詞「有り(在り)来たる」 の連用形「ありきたり」が形容動詞となった言葉。「有り(在り)来た…
【意味】 ①ハチ目アリ科の昆虫の総称。胸腹間に甚だしいくびれがある。触角は「く」の字形に屈曲。多くの種は地中または朽木の中に巣をつくる。雌である女王と、雄と働き蟻(生殖能力のない雌)とがあり、多数で社会生活を営む。新しく…
【意味】 ①将来のことを前から思いめぐらすこと。予期。 ②大よそのところ。事の次第。概略。 ③(副詞的に用いて)ひととおり。おおかた。 【語源・由来】 「あり」に助動詞「まし」がついたものか。「あらまし」は、「こうありた…
【意味】 ①荒く激しく吹く風。もとは山間に吹く風をいうことが多く、のち一般に、暴風・烈風をいう。 ②更に広く、暴風雨。台風。 ③(比喩的に)激しく平安を乱すもの。荒れ狂う現象。 ④炭竃の通風口。 【語源・由来】 「嵐」の…
【意味】 ①洗うこと。せんたく。 ② (洗魚、洗膾とも書く)コイ・タイ・スズキなどの肉の生身を冷水や水で洗い縮ませたさしみ。 【語源・由来】 冷水で洗って調理することから。「洗い」は「洗う」を名詞化した語。
【意味】 キュウリウオ科アユ亜科の硬骨魚。全長約30cm。地漁期を海で過ごし、春に川をさかのぼり、急流に住む。珪藻を食べ、肉に香気がある。寿命はふつう一年なので「年魚」の字をあてるが、越年鮎も知られている。あい。 【語源…
【意味】 英語「amethyst」から。紫水晶のこと。2月の誕生石。アメシストともいう。 【語源・由来】 「amethyst」は、ギリシア語の「amethustos(酔わせない)」から。アメジストで作られた杯で酒を飲めば…
【意味】 ①空気中の水蒸気が冷えて雲となり、水滴となって空から降ってくるもの。 ②雨の降る天気。雨天。雨降り。 ③雨のように続けて降ってくるもの。 【語源・由来】 「天(あめ)」の同語とする説と「天水(あまみづ)」の約転…
【意味】 ①澱粉または米・甘藷(かんしょ)などの澱粉含有原料を麦芽・酸で糖化させた甘味のある粘質の食品。淡い黄色で透明であるが、品質の低いものは黒褐色。また、砂糖を煮詰めて製したものもいう。古く「糖」「餳」とも書く。たが…
【意味】 銀河系の円盤部の恒星が天球に投影されたもの。数億以上の恒星から成り、天球の大円に沿って淡く帯状に見える。銀漢。漢。天漢。河漢(かかん)。天の戸河。中国の伝説に、牽牛星と織女星がこの川を渡って、7月7日に出逢うと…
【意味】 すべてにわたって、広く。 【語源・由来】 広く行きわたっているという意味の形容詞「あまねし」の連用形から。
【意味】 前文を受けて、それだけでも並大抵でないのに、その上にさらに(悪いことが)加わる意を表す。そればかりか。その上に。あまさえ。近年はあまつさえが多いが、転ずる前の形のあまっさえも使う。 【語源・由来】 「あまり(余…
【意味】 アマダイ科アマダイ属の海産硬骨魚の総称。全長30~50センチメートル。体はやや長く側篇、頭は短く、鮮赤色で横縞がある。冬に美味。南日本。朝鮮に多い。シロアマダイ・アカアマダイ・キアマダイなどがある。尼鯛。ぐじ。…
【意味】 硬骨魚綱サケ科に属する魚。日本特産の渓流魚で、アメノウオ・アメゴ・ヒラメ・キンエノハなどの地方名もある。体形はサクラマスの幼魚(ヤマメ)とよく似ており、背部は帯緑褐色で小黒点があり、腹側は銀白色、体側にはサケ・…
【意味】 ①天から国土に下ること。 ②下の者の意向や都合を考えない、上からの一方的なおしつけ。特に、官庁で退職後の幹部などを民間会社や団体などに受け入れさせること。 【語源・由来】 天上界から地上界に降下することを意味す…
【意味】 ①砂糖・あめなどの味がするさま。 ②塩気が少ない。 ③(甘味は人に快く受け入れられることから)受け入れて楽しく気持ちよい。甘美で心とろける思いである。 ④不足があっても認めてくれ、厳しく言わないので、接して楽で…
【意味】 愚かであるさま。ばかなこと。また、そのような人。 【語源・由来】 中国の江南地方の方言「阿呆(アータイ)」が日本に伝わったとみられる。「阿呆」は、古代中国秦の大宮殿「阿房宮」が無駄に大きく、呆れ蔑んだことからと…
【意味】 物事の順序や位置が、本来のあり方と逆であるさま。 【語源・由来】 「あべこべ」は江戸時代から用いられていることば。古語で遠くを指す指示詞「彼」(あ)、近くを指す「此」(こ)に、「~の方」という意味の接尾字「辺」…
【意味】 ちりちりにちぢらせた髪をふんわりとまるいシルエットにまとめた髪。略してアフロともいう。 【語源・由来】 「アフロ(afro)」はアフリカのという意味の語。1960年代、アメリカの黒人公民権運動の中で注目された。
【意味】 セミ化の一種。雄の体長は約4㎝。夏、樹上で「じいじい」と鳴く。体は黒色、腹背に白色の鱗毛がある。翅は不透明暗褐色で雲状の小模様をもつ。 【語源・由来】 翅が油紙を連想させるためという説、鳴き声が油で揚げる時に撥…
【意味】 トウダイグサ科の落葉高木。古く中国から入り、関西・九州では自生化。葉は大きく、キリの葉に似る。初夏に白色も単生花を開く。種子から搾った桐油は工業用。材は山桐と称し器具・下駄などにする。油木。毒荏(どくえ)。イヌ…
【意味】 脂ぎっている様子。顔に皮脂が浮いてぎらついているさま、またはくどいほど精力的であるさま。 【語源・由来】 「精力的」「元気旺盛」を意味するドイツ語「energisch」(エネルギッシュ)と表面に「脂が浮き出てぎ…
【意味】 ①ア.水になじまない可燃性の液体の総称。石油類、動植物の精油・油脂など。 イ.特に、動物の組織や植物の種子中に含まれ、脂肪酸のグリセリン-エステルからなる物質の総称。常温で液体のものを「油」、固体のものを「脂」…
【意味】 あれもこれもと狙って一物も得られないこと。欲を深くして失敗するのにいう。 【語源・由来】 虻も蜂も人を刺す。虻と蜂をいっぺんに退治しようとして、どちらにも逃げられてしまうこと。方針を曖昧にしておくことや、欲を出…
【意味】 ①はらはらするようだ。危険だ。 ②不確かであてにならない。悪くなりそうな状態だ。 ③すんでのところである。あやうい。 【語源・由来】 「危ない」は、「危険だ」「気がかりだ」「不安だ」という意味の古語「あやふし」…
【意味】 正統な労働によらずに、苦労しないで得た金銭。 【語源・由来】 「あぶく」は泡のこと。苦労しないで得た金銭、特に、悪事や博打で得た金銭は、泡のようにすぐ消えてしまって身につかないということから。
【意味】 ①阿鼻地獄の苦に耐えられないで泣き叫ぶさま。 ②転じて、甚だしい惨状を形容する語。 【語源・由来】 仏教の八大地獄の中の阿鼻地獄と叫喚地獄のこと。両方の地獄を合わせたくらいどうしようもなくひどい状況の意。
【意味】 ①荒れ果てた家。自分の家の謙称として用いる。 ②休憩所として設けた四方の囲いのない小さな建物。四阿。亭(ちん)。あばら。 【語源・由来】 「あばら」は、荒れ果てた様という意味の形容動詞「荒ら」。
【意味】 インターネットのコミュニティーなどで利用者自身を表象として示す図像。 【語源・由来】 サンスクリット語のअवतार(Avatāra・アヴァターラ)に由来する。権化・化身・降臨の意味。神が世を救うために、幾度もこ…
【意味】 キンポウゲ科の秋植球根類。南欧原産。園芸品種が多く、茎は高さ約20cm。葉は羽状に細裂。花は白・淡赤・赤紫色など。3~4月頃開化。塊根は不定形。また、広くキンポウゲ科イチリンソウ属植物(その学名)でイチリンソウ…
【意味】 英語animation(アニメーション)の略。少しずつ動かした人形、または少しずつ変化させて描いた一連の絵などを一コマごとに撮影し、これを連続映写して動きの感覚を与える映画・テレビ技法のこと。漫画・劇画映画・テ…
【意味】 セリ科の一年草。地中海地方原産の薬用・香辛料植物。種子は褐色で広卵型、アニス油を含み、食品などの香味料、健異・去痰薬。過泥子。 【語源・由来】 英語「anise」からの外来語。アニスの語源は、ギリシャ語で「アニ…
【意味】 ①阿弥陀の請願に任せること。仏の力にすがること。 ②他人に頼って言いなりになること。 【語源・由来】 仏教の「他力本願」に由来する。阿弥陀如来の請願に任せる、仏の力にすがることから。「あなた」は「彼方」とも書き…
【意味】 ①第三者を敬って指す語。あのかた。 ②近世以降、目上や先輩である相手を敬って指す語。現今は敬意の度合いが減じている。男性に対しては貴男、女性に対しては貴女ともあてる。 ③夫婦間で妻が夫を呼ぶ語。 【語源・由来】…
【意味】 マアナゴの通称。ウナギに似た食用魚で、夏に美味。 【語源・由来】 日中は、岩穴や砂の中に棲む夜行性の魚で「穴籠り(あなごもり)」することから「穴子」となった。また、あなごの「なご」は、うなぎの「なぎ」と同じく、…
【意味】 ①あまりに強引であるさま。身勝手であるさま。 ②やむにやまれず。いちずに。 ③(下に打消しの語を伴って)必ずしも。一概に。まんざら。 【語源・由来】 古くは、「無理だ」「強引だ」「自分勝手だ」という意味の形容詞…
【意味】 ①ジャズの即興的な独奏。楽譜と離れて自由にメロディーを作り出して演奏する。 ②映画・演劇などで、俳優が台本にないせりふを即興的にしゃべること。 【語源・由来】 ラテン語のad libitiumの略。「任意に」と…
【意味】 ①アレルギー性疾患を発症しやすい体質。 ②アトピー性皮膚炎の俗称。 【語源・由来】 ギリシア語の「奇妙なこと」を意味する「atopia」から。
【意味】 無邪気である。邪心がなくかわいらしい。 【語源・由来】 「無邪気である」「子どもっぽい」「あどけない」という意味の古語「あどなし」が変化したもの。
【意味】 ①雌馬の発情を検査し、あるいは促すための牡馬。 ②転じて、優勢なものをけん制するために、仮に推したてた者。 【語源・由来】 もとは、雌馬の発情を検査し、あるいは促すための牡馬のことで、雌馬の発情確認後には引き離…
【意味】 恥を恥じとも思わない。ずうずうしい。厚顔である。 【語源・由来】 「厚+かまし」の語構成。「かまし」は「やかましい」のように形容詞を作るための接尾語で、この接尾語を用いた形容詞は悪い意味であることが多い。また、…
【意味】 鯣(するめ)の忌み詞。 【語源・由来】 主に東京の商家などで、金・財産などをする(すり減らす)ことを嫌って言い換えた語。
【意味】 ①動物の脳(や目・口・鼻・耳)がある部分。 ⑴神経中枢がある部分。また、それをおおっている顔の上の部分。 ⑵首から上の部分。かしら。こうべ。 ②人の頭と関係ある次のようなもの。 ⑴脳の動き。 ア.思考力。考え方…
【意味】 その人の特徴などによって実名のほかにつけた名。からかいの意味や愛称としてつける。異名。ニックネーム。 【語源・由来】 「あだな」は、古くは「徒名」という表記で「色好みのうわさ、浮気の評判、浮き名、無実の評判」と…
【意味】 アタッシェケースがなまったもの。角型の手提げ書類鞄。 【語源・由来】 フランス語で「attaché」は大・公使官員の意で、彼らが愛用していた鞄だったことから。
【意味】 一人称のくだけた言い方で、主に女性が用いる語。 【語源・由来】 「わたし」が転じた語。
【意味】 ①売買などの対象物に相当する金額。 ア.代価。代金。値段。 イ.ある事・労力の相当物として与える金銭・金高。 ②ものの価値。ねうち。 ③数で表したもの。数値・関数値・測定値など。 ④論理学や情報科学で、変数が定…
【意味】 汗腺の出口が皮脂や汚れなどでふさがれ、汗腺周辺に漏出した汗によってできる赤色の小水疱性発疹。夏、小児に多い。あせぼ。かんしん。 【語源・由来】 「あせもがさ(汗疱瘡)」の略。「もがさ」とは「天然痘」の古語で、「…
【意味】 ツツジ科の常緑低木。山地に自生、また庭木として栽培。高さ三メートルに達する。春、壺形の小白花を総状に垂れる。全体が有毒、牛馬が食うと麻痺することから「馬酔木」と書く。葉の煎汁は殺虫剤・皮膚病薬。材は堅く、薪炭材…
【意味】 ①四方へ屋根を葺き下ろした家屋。寄棟あるいは入母屋造。 ②四方の柱だけで壁がなく、屋根を四方に葺き下ろした小屋。庭園などの休息所とする。亭(ちん)。 【語源・由来】 「東(あずま)」とは、都から見て東国のことで…
【意味】 クサスギカズラ科(旧ユリ科)の多年草。南ヨーロッパ原産。日本でも食用として栽培。葉は退化して褐色の鱗片となり、細枝は緑色で、蜜に分岐。雌雄異株。若い茎をグリーンアスパラガスとして生食、または軟白して缶詰にする。…
【意味】 ①今日の次の日。あくるひ。あした。みょうにち。 ②比喩的に近い未来。 【語源・由来】 「明かす(あかす)」の略、または、「朝(あさ)」が転じたもの。「明日の我が身」のように比喩的に近い未来を表す点で「明日(あし…
【意味】 いやしい勤めをやめて堅気になる。悪い所行をやめてまじめになる。単にある職業や行為をやめることにもいう。 【語源・由来】 仏教が由来のことば。昔の僧は、修行のために裸足で外を歩いており、寺の中を救いの世界、寺の外…
【意味】 相手の弱みにつけこむこと。 【語源・由来】 駕籠かきなどが、旅行者の足の疲れ具合を見て、料金をふきかけることから。
【意味】 労働争議や政治的ストライキなどをひそかに指導する扇動司令部。また、地下運動家・犯罪者などの隠れ家。 【語源・由来】 英語のagitating pointから。ロシア語のагитпунктの略ともいわれる。
【意味】 せり科の大型多年草。八丈島など暖地の海浜に生じ、葉は羽状複葉、ウドに似て光沢があり、淡緑色。発育がはやい。秋、散形花序の白い小花を密生。茎・葉には淡い黄色の汁液を含む。芳香があり、葉と茎は食用。野菜としても栽培…
【意味】 アジサイ科(旧ユキノシタ科)の鑑賞用低木。ガクアジサイの改良種とされる。高さ1~1.5メートル。葉は大きな広卵形で対生。初夏、球状の集散花序に四枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。日数の経過や土質により、…
【意味】 1 アシカ科の海獣。オットセイに似るが、やや大形で体長約2メートル、暗褐色。太平洋に分布。近縁のアザラシとは異なり、陸上では四肢で体を支えて歩行する。うみおそ。うみうそ。みち。 2 鰭脚 (ききゃく) 目アシカ…
【意味】 アジ科アジ亜科に含まれる魚の総称で、日本では多種ある中でマアジを指すことが多い。暖流の回遊魚で広く食用に供される。 【語源・由来】 「アジ」の語源は、食した時に「味のよい魚」であったことから「アジ」になった。元…
【意味】 1 ㋐動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。 ㋑くるぶしから先の部分。 2 物の下・末にあたる部分。 ㋐物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分。 ㋑(脚)漢字を構成する…
【意味】 マルスダレガイ科の二枚貝。淡水の流れ込む浅海の砂泥地にすむ。殻長約4センチ。殻表は粗い布目状で、模様は変化に富む。食用。あさりがい。 【語源・由来】 「浅蜊」の語源は、漁って(あさって)食べることからという説や…
【意味】 鰭脚 (ききゃく) 目アザラシ科の哺乳類の総称。陸上では、後肢が後方に向いたままで、前肢で体を引きずって前進する。クラカケアザラシ・ゴマフアザラシ・ゾウアザラシなど約20種が、世界各地の海洋、特に北洋に多く、淡…
【意味】 キク科アザミ属の多年草の総称。葉に多くの切れ込みやとげがある。花は、多数の細い管状の紅紫色の小花からなる頭状花。ノアザミ・フジアザミなど多くの種類がある。刺草 (しそう) 。 【語源・由来】 語源は諸説あり、沖…
【意味】 1 品性が卑しい。さもしい。下劣だ。 2 見苦しく情けない。嘆かわしい。 3 身分や姿形が卑しい。みすぼらしい。 4 予想と違った結果に驚きあきれる気持ちをいう。 ㋐意外だ。あきれる。驚くべきさまだ。 ㋑興ざめ…
【意味】 実名以外に、呼びならわされた名。あだな。 【語源・由来】 昔、中国で成人男子が実名以外につけた名。日本でも学者・文人がこれをまねて用いたことから。諸葛亮の孔明、菅原道真の菅三など。
【意味】 1 やり方があくどい。ずうずうしく抜け目がない。 2 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。 【語源・由来】 「あざとい」は関西では「あどけない」という意味があり、そこに通じる「戯る(あざる)」が語源という説が…
【意味】 1 明日の次の日。みょうごにち。 2 見当違いであること。向くべき方向や判断を誤っていること。 【語源・由来】 「あさて」の音変化したもの。明日が去った後の日という意味から。
【意味】 リード楽器の一。蛇腹を伸縮させながらボタンや鍵盤(けんばん)を押して音を出す。手風琴。 【語源・由来】 発明者は諸説あるが、オーストリアのシリル・デミアンが「和音」を意味する語「accord」からアコーディオン…
【意味】 旅行に要する宿泊費、食費、交通費が先方持ちであること。 【語源・由来】 「あご」は、口の意。転じて、食事をいう。「あし」は、足代(あしだい)の略で交通費のことを指す。もと、寄席芸人の隠語。
【意味】 1 ほのぼのと夜が明けはじめるころ。「朝ぼらけ」より時間的に少し前をさす。夜明け。東雲 (しののめ) 。 2 新しく事態が展開しようとする時。「日本歴史の曙」 【語源・由来】 曙は、「明け」+「ほのか(ほのぼの…
【意味】 眠いとき、疲れたときなどに思わず口が大きく開いて息を深く吸い込み、やや短く吐き出す呼吸運動。 【語源・由来】 動詞「あく(欠)ぶ」の連用形から。枕草子に「長やかにうちあくびて」という記述がみられるため、平安時代…
【意味】 青色のベリル(緑柱石)のこと。緑柱石のうち透明で青い色調のものの宝石名。和名は藍玉もしくは水宝玉。エメラルドより低価格で市販品の多くは緑色から黄褐色の緑柱石を熱処理したもの。 【語源・由来】 名前はラテン語の「…
【意味】 ①植物を焼いた灰を水に浸して得る上澄み液。アルカリ性を示し、古来、洗剤・漂白剤として、また染色などに用いる。 ②山菜や野草などに含まれる、渋み・えぐみなどのもとになる成分。 ③肉などを煮たときに、煮汁の表面に浮…
【意味】 商いを仕事とする人。しょうにん。あきゅうど。 【語源・由来】 「あきびと」の音変化したもの。収穫の季節である秋に、収穫物を物々交換したことから、あきにおこなう、「あきなう」に変化した。それが名詞化され、「あきな…
【意味】 ①光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。 ②はっきりとしていて疑う余地のないさま。明白なさま。 ③道理に通じているさま。賢明である。 ④心が晴れやかなさま。ほがらかである。 【語源・由来】…
【意味】 ①姑の嫁いびりと結びつけるもの。「秋鯖嫁に食わすな」。 ②嫁に食べさせると子供に恵まれなくなるからというもの。 ③食べると体が冷えてよくないというもの。 【語源・由来】 ①は日ごろから憎く思っている嫁に美味しい…
【意味】 ①品物を売買すること。商売。 ②売り上げ。 【語源・由来】 古くは貨幣を介さず物々交換が行われていたが、主に秋に行われていたことから「秋なふ(秋なう)」といい、そこから動詞「あきなふ」が生まれ、「あきない」に転…
【意味】 イタヤガイ科の二枚貝。ホタテガイの別称 【語源・由来】 貝殻と貝柱が「扇子に月の丸」を象った秋田藩主佐竹家の家紋「月印五本骨軍扇」に似ていることから。
【意味】 四季の第三。夏と冬の間で、日本では9・10・11月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の7月から9月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。この季節は涼しくさわやかで五穀や…
【意味】 指で下まぶたを押し下げ、裏の赤い部分を見せる動作。また、そのときに言う言葉。軽蔑 (けいべつ) や拒絶の気持ちを表す。あかんべえ。あっかんべえ。あかんべ。あかべ。 【語源・由来】 「あかめ(赤目)」の音変化した…
【意味】 鮨屋・料理屋などで、煎じたばかりのお茶のこと。「あがり花」の略。お茶。 【語源・由来】 元々は、江戸時代に遊郭で使われていた言葉。一番最初に出すお茶を「お出花」、最後に出すお茶を「あがり花」と呼んで使っていたこ…
【意味】 ①ヤナギ科の落葉高木。山野に自生。若葉は紅褐色の毛で覆われるが、のちに毛がなくなり、表面は緑色で裏面は銀白色になる。雌雄異株で、春、黄色の花が咲く。まるばやなぎ。 ②フリソデヤナギの別名。 【語源・由来】 日本…
【意味】 トウダイグサ科の落葉高木。幹は生長が早く、葉は卵円形で、若芽は鮮紅色。雌雄異株で、夏、黄色の雄花、赤褐色の雌花を円錐状につける。本州以西に多い。昔、葉に食物をのせたので御菜葉 (ごさいば) ともよばれる。あかが…