たんぽぽ【蒲公英】の語源・由来
【意味】 キク科タンポポ属の多年草の総称。全世界に広く分布。日本にはカンサイタンポポ・エゾタンポポ・シロバナタンポポ、また帰化植物のセイヨウタンポポなど10種以上があり、普通にはカントウタンポポをいう。根はゴボウ状。根生...
【意味】 キク科タンポポ属の多年草の総称。全世界に広く分布。日本にはカンサイタンポポ・エゾタンポポ・シロバナタンポポ、また帰化植物のセイヨウタンポポなど10種以上があり、普通にはカントウタンポポをいう。根はゴボウ状。根生...
【意味】 ①ただ一人で敵陣に乗り込むこと。 ②余談・前置きせず、直接に問題の要点に入ること。 【語源・由来】 「景得伝灯録」が由来。一振りの刀をもって一人で敵に切り込む意から、すぐに問題の要点に入ることをいうようになった...
【意味】 腸がちぎれるほどの悲しみ。 【語源・由来】 『世説新語』黜免の故事から。古代中国晋の桓温が蜀に攻め入ろうとして船で三峡を通った時、従者が猿の子供を捕まえた。その様子を見ていた母猿は悲しみ泣きながら百余里も後を追...
【意味】 衣服・小道具などを整理・保管するのに用いる家具の総称。多く木材で作り、引き出しや開き戸を付ける。 【語源・由来】 「たんす」は、古くは「担子」と書かれ、中国では、天秤棒の両端にかける荷物、日本では持ち運び可能な...
【意味】 関西・西日本の祭礼の曳物。太鼓・鉦(かね)などの囃子方が乗った屋台。車輪を付けて引いたり、かついだりして練っていく。 【語源・由来】 「だんじり」は、台を引き摺ることから、「台摺り(だいずり)」となり、だんじり...
【意味】 アルミニウム・カルシウム・鉄の含水ケイ酸塩鉱物であるゾイサイトの中で、透明で青紫色の結晶は宝石としてタンザナイトといわれる。 【語源・由来】 「タンザナイト」は英語「tanzanite」から。タンザニアのアルー...
【意味】 瘤の俗っぽい言い方。こぶたん。 【語源・由来】 「たんこぶ」は、叩いたときの音(タン・トン)の擬音語や動詞「叩く」の音変化+こぶまたは、赤色の意の「たん(丹)」+こぶとされる。また、頭にできることが多いことから...
【意味】 陰の気を払うため、ショウブ・ヨモギを軒にさしてする節句。男子の節句。 【語源・由来】 「端午の節句」の「端」は「はし(始め・最初)」のことで、5月の最初の午の日を節句として祝う風習だった。のちに、「午」が「五」...
【意味】 ①穀類の粉を水でこね、小さく丸めて蒸しまたはゆでたもの。付け焼きにし、または餡やきな粉などをつけて食べる。いしいし。 ②①のように丸くまとめたもの。また、まとまったもの。 【語源・由来】 「団子」は、古代中国か...
【意味】 首・腕を大きく露出した、ランニングシャツに似た上衣。タンクは水泳プールの意で、水着の上半身部分を取り入れたことからの称。 【語源・由来】 「タンクトップ」は、英語「tank top」から。20世紀はじめのワンピ...
【意味】 金属元素の一種。元素記号W 原子番号74.原子量183.8.灰白色のきわめて硬い金属。融点は炭素に次いで高く、セ氏3400度位。化学的にも安定。主要な鉱石は鉄マンガン重石・灰重石など。タングステン鋼などの合金や...
【意味】 料理用の牛・豚などの舌。 【語源・由来】 「タン」は英語「tongue」から。「tongue」は、舌の意の古い印欧語「dnghu-」からで、ゲルマン祖語の「tungon」から入り、「tongue」となった。
【意味】 わら・棕梠(しゅろ)の毛などを束ねて造り、器物をこすり洗う道具。 【語源・由来】 「束子」は束にしたものの意。
【意味】 たわけたもの。しれもの。ばかもの。 【語源・由来】 「戯け者」は、戯れる、ふざける、愚かなことをするという意味の「戯く」の連用形が名詞となった語。「戯けた者」という意味。
【意味】 ①古代ギリシヤおよびヘブライの衡量および貨幣の単位。タラント。 ②才能。技量。 ③(才能のある人の意から)芸能人。テレビ・ラジオなどの職業的出演者。 【語源・由来】 「タレント」は才能や技能の意の英語「tale...
【意味】 ①禅宗の始祖。南インドのバラモンに生まれ、般若多羅に学ぶ。中国に渡って梁の武帝との問答を経て、嵩山の少林寺に入り、9年間面壁坐禅したという。その伝には伝説的要素が多い。その教えは弟子の慧可に伝えられた。諡号は円...
【意味】 ①疲れたような、おっくうな感じである。たるい。 ②のろい。にぶい。 ③しまりがない。また、あまったるい。 【語源・由来】 「だるい」は古語「たるし」が転じた語。「たるし」が「だるし」になり、「だるい」になった。...
【意味】 ①阿弥陀仏の本願。 ②俗に、もっぱら他人の力をあてにすること。 【語源・由来】 「他力本願」は、仏教で阿弥陀如来の本願力にたよって極楽への往生を遂げること。転じて、自分の力は尽くさず、他人の力で成し遂げようとす...
【意味】 ①南欧産のコモリグモ科のクモ。体長は30ミリメートルに達し、網を張らず地上を歩き回る。名はイタリア南部の港町タラントに由来し、猛毒と恐れられるが、実際は毒性は低い。タランチュラ-コモリグモ。 ②大形で毛むくじゃ...
【意味】 腹一杯に。十二分に。 【語源・由来】 鱈腹は当て字。十分だ、満ち足りているという意の「足(た)らふ」+「く」から成る語。「足らふ」は四段動詞「足る」の未然形+上代の反復・継続の助動詞「ふ」。
【意味】 タラバガニ科の一種。形はカニに似ているが真のカニ類ではない。大形で、甲長約25センチメートル、歩脚を広げると150センチメートルに達する。体の表面は暗紫色で小型固体には刺が多いが、成長とともに円錐形の突起になる...
【意味】 タラ科の硬骨魚の総称。また、マダラのことを単にタラと呼ぶ。 【語源・由来】 「たら」は、古名で「大口魚」というように、大きな口でたくさん捕食する魚であることから、「太腹(フトハラ)」からという説、切っても身が白...
【意味】 いろいろの向きから、よくよく見るさま。とみこうみ。 【語源・由来】 「矯め」は、めをすえてじっと見る意の「矯める」。「つ」はもと文語の完了の助動詞で、動作の並立「~たり」の意を表す助詞。「眇め」は、片目を細くし...
【意味】 相手と対等の立場でものを言うこと。その口のきき方。 【語源・由来】 「ため口」の「ため」はぞろ目の意の賭博用語からとされる。1960年代から、不良少年の間で「五分五分」と同じような意味で用いられるようになった。...
【意味】 ①(普通片仮名で書く)囲碁で、双方の境にあって、どちらの地にもならない空所。 ②しても効のないこと。役に立たないこと。むだ。無益。 ③してはいけないこと。してもできないこと。 【語源・由来】 「ダメ」は囲碁用語...
【意味】 ①貴人の用いる輿の美称。 ②(特に女が結婚などによって得る)富貴な身分。 【語源・由来】 「玉の輿」は、徳川綱吉の生母桂昌院が、京都西陣の八百屋の生まれだったが、格式の高い本庄家の養子になり、後に、家光に見初め...
【意味】 ①思いがけないさま。たまたま。 ②まれであること。めったにないこと。 ③万一。 【語源・由来】 「たまさか」は、「たまたま」の「たま」+状態を表す接尾語「そか」の音変化したもの(「疎か(おろそか)」、「厳か(お...
【意味】 ①鳥・魚・虫などの雌が産む、殻や膜につつまれた胚や栄養分。 ②特に、食用にする鶏のたまご。けいらん。 ③修行中で、まだ一人前にならない人。まだ本格的にならないもの。 【語源・由来】 「たまご」は、「玉の子」が語...
【意味】 ①飲食物を口から体内に入れる。特に食物にいう。 ②転じて、生計を立てる。 【語源・由来】 「たぶ」はタマフ(賜)の転で「(飲食物を)いただく」の意。転じて、頂いて飲食するの意になり、「食う」の意になった。
【意味】 足の形に作った袋状の履物。親指と他の指が分かれる形とし、合せ目を爪形の小鉤(こはぜ)で留める。もと草鞋掛(わらじがけ)・防寒用、のち礼装用。革製は鎌倉時代末頃から行われ、木綿製は1643年頃に始まる。古くは筒が...