タングステンの語源・由来

【意味】
金属元素の一種。元素記号W 原子番号74.原子量183.8.灰白色のきわめて硬い金属。融点は炭素に次いで高く、セ氏3400度位。化学的にも安定。主要な鉱石は鉄マンガン重石・灰重石など。タングステン鋼などの合金や電球・熱電子管のフィラメントなどに用いる。炭化物は切削工具に利用。ウォルフラム。

【語源・由来】
「タングステン」は、英語「tungsten」から。原義は、スウェーデン語の「重い石」。1871年にスウェーデンの化学者K.W.シェーレによって発見された。タングステンを含む鉄マンガン重石がスズ鉱に混入すると、多量のスズがスラグ化されるため、スズをオオカミのように食うという意味で、鉱石をwolframite(ウォルフラム石)、タングステンをウォルフラムと呼んでいた。

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