じげん【次元】の語源・由来
「次元」という言葉は、英語の「dimension」を翻訳して作られた言葉です。 元々、この言葉は空間の広がりや拡がりを示す指標として使われていました。 具体的には、直線は一次元、平面は二次元、立体は三次元というように、空...
「次元」という言葉は、英語の「dimension」を翻訳して作られた言葉です。 元々、この言葉は空間の広がりや拡がりを示す指標として使われていました。 具体的には、直線は一次元、平面は二次元、立体は三次元というように、空...
「時間」という言葉は、英語の「time」を日本語に訳すために生まれました。 明治時代の初めには、この概念を表現するために「時」や「時刻」といった言葉が用いられていましたが、明治初期に「哲学字彙」という文献で「time」の...
「自覚」という言葉は、自分の状態や状況を自ら認識する、あるいは感じ取ることを意味します。 言葉の起源に関しては、実は2つの異なる経緯が存在します。 一つは、英語の「self consciousness」を日本語に翻訳する...
「四天王」という言葉は、仏教における守護神としての役割を持つ四柱の神々を指す言葉として始まりました。 帝釈天という神のもとで、四方、すなわち東、南、西、北をそれぞれ守護する役目を持っているのが、四天王であり、その具体的な...
「新発意」という言葉は、出家したばかりの人を指す言葉として用いられます。 この言葉の背後には、新たに「悟り」や仏教の真理を求める心を持ったことを示す意味があります。 言葉の由来としては、「しんほつい」という言葉が原形であ...
「所詮」という言葉は、「詮ずる所」という表現を訓読して作られました。 この「詮ずる所」は、多くの思考や考慮の結果、最終的にたどり着いた結論や意味を指します。 この言葉の起源は仏教にあり、経文の中の特定の文句によって示され...
「精進」という言葉は、一心に何かに取り組むことや、懸命に努力することを意味します。 この言葉の起源は、梵語の「vīrya」を日本語に翻訳したものです。 元々、精進は仏道の修行に全力で励むことや、特定の期間行動や飲食を制限...
「修羅」という言葉は、激しい争いや悲惨な戦場を指す言葉として現代日本語で用いられます。 この言葉の起源は、梵語「asura」にあります。 この「asura」は日本語に取り入れられ、「阿修羅」として知られるようになりました...
「出世」という言葉は、現代では「高い地位につくこと」や「世間で名が知られるようになること」として理解されていますが、その語源や由来は深い歴史的背景を持っています。 もともと「出世」は仏教的な背景を持ち、仏がこの世に姿を現...
「舎利」という言葉は、梵語の「sarira」から来ており、主に仏陀の遺骨を指す言葉として使われます。 特に、仏陀の遺骨の中で小豆のような粒状とされるものを特に指します。 仏陀の逝去後、これらの舎利は多くの信仰の対象となり...
「娑婆」という言葉は仏教の教えから由来しており、その起源は梵語の「sahā」であり、これは「忍耐」を意味します。 娑婆は、煩悩に囚われ、苦しむ衆生が存在するこの現世を指しています。 この言葉は、人々がその煩悩や欲望に縛ら...
慈悲という言葉は、仏教の中での仏や菩薩の衆生への深い愛とあわれみを表す言葉として使われています。 この言葉の中には二つの要素が含まれています。 「慈」という文字は、楽しみや喜びを与えるという意味を持ち、それに対して「悲」...
「七宝」は、今日では金属にガラス質の釉薬を焼き付ける工芸技法、すなわち「七宝焼」として知られています。 しかし、この言葉の起源や背景を探ると、仏教に深く関わりがあることがわかります。 元々「七宝」は、仏教において非常に貴...
「竹篦返し」という言葉は、即座に仕返しをすることを意味します。 この言葉の背景や由来を深堀りすると、禅宗の修行に関連する事項が浮かび上がります。 もともと「竹篦」とは、「しっぺい」として読まれ、これは禅宗での座禅の際に用...
「獅子身中の虫」という言葉は、内部から災厄や問題を引き起こす人や、恩を受けたにも関わらずその恩を仇で返す人を指す言葉として使われます。 この言葉の由来は、「梵網経」という仏教の経典に遡ります。 この経典の中で語られている...
「斟酌」という言葉は、元々は酒や水の分量をはかりながらくみ分ける行為を指していました。 「斟」の文字には分量を探りながら汲むという意味があり、また「酌」の文字には柄杓を用いて液体をくみ上げるという意味が込められています。...
「桎梏」という言葉は、自由を制約するものや束縛するものを意味します。 この言葉の背後にある語源や由来は、古代の拘束具に関連しています。 具体的には、「桎」は足を拘束する道具、つまり足かせを指し、「梏」は手を拘束する道具、...
「しらなみ」や「白浪」は、盗賊の別称として使われる言葉です。 この言葉の起源は、古代中国の文献「後漢書」の霊帝紀に由来します。 語源としては、もともとは「白波」、つまり「はくは」と呼ばれていました。 後漢の末期、中国西河...
「助長」という言葉は、もともと不必要な手助けをしてしまい、その結果として逆に害を与えるという意味で使われていました。 この言葉の起源は、宋の時代にある人が苗木の成長を助けたいと考え、苗木を無理に引き伸ばしたというエピソー...
「食指が動く」という表現は、直訳すると「人差し指が動く」という意味になりますが、これは食欲がわく、もしくは、何かに対しての興味や関心が湧くという意味合いで使われます。 この言葉の背景には、春秋時代の話が関わっています。 ...
食言という言葉は、文字通り「一度口から出した言葉を再び口に入れる」という意味からきています。 これは、言ったことや約束を反故にする、すなわち「前に言ったことと違うことを言う」という行為にたとえられています。 この表現は、...
「出藍」という言葉の意味は、弟子がその師匠よりも高い才能や実力を示すことを指します。 この言葉の語源や由来は古典文学にまで遡ります。 「荀子」という古代中国の文献の中の「勧学」という章に「青はこれを藍より取りて藍より青し...
「秀才」という言葉は、元々中国の唐代に行われていた科挙という官吏登用試験の一部としての名称でした。 科挙は、様々な科目に分かれており、その中でも「秀才」は一つのカテゴリーとして存在していました。 この他にも、明経や進士な...
「弱冠」は男子の20歳を意味する言葉として知られています。 語源を探ると、この言葉は古代中国の文化に由来しています。 古代中国の周代には、男子が20歳に達すると元服の儀式を経て冠をかぶるのが一般的でした。 このときの冠を...
私淑とは、直接の指導や教えを受けていない人物に対して、深い尊敬や敬意を抱くことを意味します。 この言葉の語源を探ると、「私」という言葉は「ひそかに」という意味を持ち、一方で「淑」は「よいものに親しむ」という意味を持ってい...
「心斎橋筋」という名称は、大阪府大阪市中央区に位置する繁華街を指します。 この名前の起源は、かつてこの地域に流れていた長堀川に関連しています。 長堀川は、島之内と船場を東西に分ける境界として流れていました。 この川に橋が...
「不知火」(しらぬい)は、熊本県中西部に存在する地名です。 その名の由来は、有明海と八代海の沿岸で真夏に目撃される特定の自然現象に関連しています。 この現象は、漁船の漁火が異常屈折を起こし、その結果として無数の火が揺れ動...
「湘南」という名称は、神奈川県の相模湾沿岸地帯を指すものとして知られています。 この地名の由来には複数の説が存在します。 一つの説は、「相模国」(現在の神奈川県)の南部を指す「相南」という言葉が、時間とともに「さんずい」...
「自由が丘」という名前は、現在東京都目黒区にある地名として知られています。 しかし、この名前の起源は、昭和三年に設立された私立学園「自由が丘学園」に関連しています。 この「自由が丘学園」は、自由教育の理念を掲げて創立され...
柴又は東京都葛飾区にある地名で、この地名の由来は地形に関連しています。 かつてこの地域は河川が分岐していて、その結果として島のような特徴的な地形を持っていました。 このような地形を指して「嶋俣」(しままた)と称されていた...