インフルエンザの語源・由来
【意味】 インフルエンザウィルスによって起こる人獣共通感染症。人では多くは高熱を発し、頭痛・四肢疼痛・全身倦怠・食欲不振などを呈する。毎年冬に流行する季節性のものと、新しい亜性ウィルスの出現で起こりパンデミックを引き起こ…
【意味】 インフルエンザウィルスによって起こる人獣共通感染症。人では多くは高熱を発し、頭痛・四肢疼痛・全身倦怠・食欲不振などを呈する。毎年冬に流行する季節性のものと、新しい亜性ウィルスの出現で起こりパンデミックを引き起こ…
【意味】 最終的な宣告をしてあきらめさせる。 【語源・由来】 仏教語の「引導」に由来。迷っている衆生を導いて仏道に入らせること。また、死者を救済するため、葬儀の時道士が棺前に立ち悟りへと導く説法のことを意味する。死んだこ…
【意味】 映画や音楽の分野で、大手制作会社の系列に属さない小規模なプロダクション。また、そこで製作したCDやビデオ。 【語源・由来】 独立を意味する「independent」から転じた語。主に、「メジャー(大手)」に属さ…
【意味】 ①会見。面会。面接。 ②取材のために人に会って話を聞くこと。また、それをまとめた記事や放送。 【語源・由来】 英語「interview」からの外来語。「インター(inter)」は、「中・間・相互・以内」という意…
【意味】 すぐにできること。即席。即座。 【語源・由来】 「すぐの」「即席の」という意味の英語「instant」から。「instant」は、「立つ意」という意味のフランス語「stare」に由来する。「instant」の「…
【意味】 十二支の第3。とら。東から北へ30度の方角。東北東。今の午前4時ごろ、およびその後の2時間、または午前4時前後の2時間。陰暦1月の異称。 【語源・由来】 「寅」の本来の読み方は「いん」。「矢を両手で引っ張る」象…
【意味】 サケ科の硬骨魚。アメマス・ニッコウイワナ・ヤマトイワナ・ゴギの4地方群(亜種)に分けられる。本州以北の河川最上流にすむ陸封魚だが、アメマスには降海するものも多い。ふつう暗緑色の地に小さな白色から朱色の斑点がある…
【意味】 つまらないものでも信仰の対象となるとありがたいものに思われるようになるということ。 【語源・由来】 「信心から」は、信じ方次第の意味。今は廃れてしまったが、節分の夜、鰯の頭を柊の枝にさして門口に置くという風習が…
【意味】 ①祝うこと。祝賀。 ②祝う気持ちを示すことばや金品。 【語源・由来】 「祝い」は動詞「祝う」の名詞形。古くは「いはふ」といい、清浄を保ち、吉事を祈って禁忌を守る、いみ慎むことを意味した。「いはふ」の「い」は「い…
【意味】 ①好色な男。色事師。 ②好男子。美男。 ③情夫。いろ。 【語源・由来】 「色男」は、元は歌舞伎の濡れ場を演じる濡事師の事を指していった語。濡事師は歌舞伎の中で男女が愛し合う濡れ場を演じるが、色白の美男子に見せる…
【意味】 ①⑴視覚のうち、光波のスペクトル組成の差異によって区別される感覚。光の波長だけでは定まらず、一般に色相・彩度・明度の3要素によって規定される。色彩。 ⑵社会的・慣習的に定まった色。 ア.階級で定まった色。 イ….
【意味】 ①肌に文字・絵画などを彫り付けること。また、そのもの。針や刃状の道具で皮膚を傷つけ、墨・朱・ベンガラ・カルミン・インジゴなどの色料を刺しいれる。先史時代から行われ、日本では近世にも流行。鳶(とび)などの職人や遊…
【意味】 ハクジラ類のうちの小形種の総称。体長1~4m。両顎に歯があり、体型は紡錘上で頭部に吻(ふん)のある種が多い。背びれはふつう鎌型で大きい。前肢はひれ状となり、後肢を欠く。群れをなして遊泳。しばしば船舶に並行して走…
【意味】 レユニオン島、コモール、インドネシアなどに自生するバンレイシ科イランイランノキ属の常緑高木。花の蒸留によって得られる精油はエキゾチックで甘くアロマテラピーや香水に用いられる。 【語源・由来】 「イランイラン」は…
【意味】 相手に不快感を抱かせる言葉や態度。いやがらせ。 【語源・由来】 「嫌味」は、「いやがる」「きらう」という意味の「否む(いやむ)」の連用形「いやみ」から出た形容動詞。「嫌味」「厭味」という漢字表記が多く見られるが…
【意味】 アカハライモリの別称。また、広義にはイモリ科の両生類の総称で、イボイモリ・サラマンドラなど世界に約110種。 【語源・由来】 池や井戸など、水のあるところにすむことから、井戸を守るものという意味で「井守」となっ…
【意味】 ①兄弟から見て、女のきょうだい。古くは年上にも年下にもいう。 ②同じ親から生まれた年下の女子。 ③義妹。すなわち妻の妹。夫の妹。弟の妻。 ④年少・目下の女性。 【語源・由来】 「いもひと(妹人)」の転。「いもと…
【意味】 ①死後にいう生前の実名。 ②後に、貴人の実名を敬って言う。 ③死後に尊んでつけた称号。諡(おくりな)。 【語源・由来】 忌んで口にしなかった名という意味の「忌み名」のこと。漢字の「諱」は、「いむ(忌むのこと)」…
【意味】 ①斎(い)みつつしむべきである。 ②忌み嫌うべきことである。不吉なことである。 ③腹立たしい。癪にさわる。 【語源・由来】 「忌々しい」は、禁忌と思い身を慎むという意味の動詞「忌む(いむ)」の連用形を重ねて形容…
【意味】 ①皮膚上に突起した角質の小さな塊。表皮が限局的に増殖し角質層の肥厚をともなって円形または乳頭状の扁平小隆起をなすもの。原因の多くはウィルスで、伝染することもある。疣贅(ゆうぜい)。 ②物の表面に現れる小突起。 …
【意味】 ①火にあぶって焼く。 ②気に入らない相手に意地悪をして苦しめる。難しいことを要求して困らせる。 【語源・由来】 「いびる」は、元々は煙を「いぶす」という言葉から生まれ、穴倉の前で火を焚いて、中にいる狐や狸などを…
【意味】 睡眠中、上気道がせまくなることにより、呼吸に伴って鼻・口から出る雑音。 【語源・由来】 平安時代の漢和字書『新撰字鏡(しんせんじきょう)』に「いびき」の意味の「息吹」という語がみられる。「息」を「い」と読み、「…
【意味】 西アジアから地中海地方原産のセリ科の一年草または越年草。葉・茎・花・種子のいずれも食用。種子は特に刺激的な芳香をもつ。ピクルスや魚のマリネなどの料理に用いる。ディル。ヒメウイキョウ。 【語源・由来】 スペイン語…
【意味】 ①生き物の生きてゆく原動力。生命力。 ②寿命。 ③一生。生涯。 ④もっとも大切なもの。命ほどに大切に思うもの。真髄。 【語源・由来】 「いのち」の「い」は「いく(生)」や「いき(息)」と共通であり、「ち」は「い…
【意味】 ①ウシ科(偶蹄類)イノシシ科(広くはペッカリー科を含む)の哺乳類の総称。また、その一種。体は太く、頸は短く、吻(ふん)が突出している。日本産のものは頭胴長約1.2m、尾長20cm。ヨーロッパ中南部からアジア東部…
【意味】 イネ科の一年生作物。栽培種は2種。サティバ種は東南アジア起源、現在、世界各地の熱帯・温帯で栽培。グラベリマ種はアフリカ起源、現在はアフリカの一部でわずかに栽培。サティバ種には、籾の丸くて短い日本型(ジャポニカ)…
【意味】 ボラの幼魚。 【語源・由来】 稲の茎が腐ったものがこの魚に変化するという俗伝があることから、「稲魚」の意味に由来するという説がある。また、神に供えることができなかったという意味で「否(イナ)」もしくは「否魚(イ…
【意味】 操人形を糸で動かすように、裏面で人を思うようにあやつる。また、事がうまく運ぶように、裏で力添えする。 【語源・由来】 糸を引いて操り人形を動かすことから。糸を引くには、綿や繭などから糸を引きだして紡ぐことや、腐…
【意味】 シダレヤナギの別称。 【語源・由来】 ヤナギ科の落葉高木。原産地は中北で湿地に繁茂。高さ10~15m。枝は細長く、垂れ下がることから「イトヤナギ」という名になった。雌雄異株。春、葉に先立って暗黄緑色の花を穂状(…
【意味】 ①忙しく仕事をする。せっせと務める。 ②生活のために仕事をする。職業としてする。経営する。 ③(行事・食事などの)準備をする。調整する。 ④神事・仏事を行う。 【語源・由来】 「営む」は、「休むひまがない」「い…
【意味】 小豆・牛蒡(ごぼう)・大根・芋・豆腐・クワイ・焼き栗などを堅いものから追い追い入れて煮込んだ料理。 【語源・由来】 「追い追い」と「甥甥」をかけた名。また、「銘々に煮る」の意味から、「姪姪」とも掛けられていると…
【意味】 ある時代の人々に広く知れ渡り流行すること。 【語源・由来】 「一世」はその時代という意味。「風靡」は風が草木をなびかせるように、大勢の人々をなびき従わせる意。「一世を風靡する」という形で用いられることが一般的だ…
【意味】 雑多なものをまぜ合わせること。同一視すること。 【語源・由来】 「一緒くた」の「くた」は、「がらくた」と同じで、ごみを意味する「芥(あくた)」からという説、擬態語「くちゃくちゃ」の変化「くた」からという説、食べ…
【意味】 一騎で千人の敵を相手にすることができるほど強いこと。一人当千(いちにんとうぜん)。イッキトウゼンとも読む。 【語源・由来】 一騎で千人の敵を相手にすることができるほど強いことを表した言葉で、武士の強さをたとえた…
【意味】 脇目もふらずに急ぎ走るさま。 【語源・由来】 「一度ちょっと見ること」「一見」を意味する「一目」と、「逃げること」「わきめもふらずに急ぐこと」「一目散」という意味の漢語「逸散(いっさん)」が合わさった語。「逸散…
【意味】 ①(フランス語から)仏説は時と所に応じて多様であるが、その本旨は同一であること。 ②事または理の平等をいう。 ③味方をすること。また、その人々。仲間。同志。現代では、特に悪事の集団にいう。 ④官報で薬種の一品。…
【意味】 木屑を練り固め、胡粉(ごふん)を塗り、手足を動くように仕立てた人形。いちま。大和人形。 【語源・由来】 「市松」という孝子の姿をかたどったものとも、歌舞伎俳優佐野川市松の顔を模したものともいわれている。また、佐…
【意味】 牛の尻骨の部分の肉。 【語源・由来】 「イチボ」は、牛の臀骨(でんこつ)を意味する英語「aitchbone」から。英語の「aitchbone」は、「aitc」が「H」、「bone」は「骨」のことで、牛の臀骨がH…
【意味】 子を持つには、長子は女で、次子は男が良いという言い伝え。 【語源・由来】 「一」は一番目、「二」は二番目の意。「太郎」は長男の意で、長子(長男)相続を唯一の相続形態とした旧民法の時代には、家を守るためにも、まず…
【意味】 はっきりとわかる。顕著である。 【語源・由来】 中世までは清音で「いちしるし」が多く用いられ、室町時代以降に「いちじるし」となり、シク活用の例が出てくる。近世にも活用は両様見られるが、やがてシク活用が一般化した…
【意味】 生涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること。「一の縁」 【語源・由来】 茶会の心得から。利休の弟子宗二(1544~1590)の「山上宋二記」に「一期に一度の参会」と見える。
【意味】 バラ科の小低木または多年草で、黄・紅色の液果をつけるものの総称。オランダイチゴ・キイチゴ・ヘビイチゴなど。一般にはオランダイチゴを指す。春に五弁の白花をつけ、果実は春から夏に赤く熟す。温室栽培では年末出荷が主。…
【意味】 何事にも自分の意見を一言しなければ気のすまぬ性質の人。 【語源・由来】 「居士」は元は仏教語で、資産家の家長を指した梵語「gŗhapati」より。「居士」は、「在家で仏道の修行をする男子すなわち優婆塞(うばそく…
【意味】 イチイ科の常緑高木。沖縄を除く全国の深山に自生。幹は直立して、約15mに達する。樹皮は赤褐色。雌雄異株。3~4月頃葉腋に開花。実は9月頃熟し、橙赤色で甘く食べられる。暗紅色の材は緻密で、器具・装飾品・鉛筆に使用…
【意味】 ①板場。 ②料理の方法。またはその手並み(てなみ)。 ③料理場での頭(かしら)。転じて、料理人。 【語源・由来】 「板」は「まな板」のことで、板の前という意味から「料理場」、板の前に立つ人という意味から「料理人…
【意味】 ①ネコ目(食肉類)イタチ科の哺乳類の総称。 ②①の一種。二ホンイタチ。日本固有種。雄は頭胴長約30㎝、尾長約12㎝。雌はこれより小さい。体は細長く、赤褐色。夜間、ネズミ・鶏などの小動物を捕食。敵におそわれると悪…
【意味】 ①居丈の高いこと。居丈を高くそびやかすこと。イダケダカとも読む。 ②(威丈高とも書く)すさまじい勢いで起こるさま。いきりたっていること。 【語源・由来】 「居丈」とは、座っている時の身の丈のこと。「居丈高」とは…
【意味】 心身に感ずるさま、または心身を強く刺激する状態を表す。 ①(身体に)痛みを感ずる。 ②(心に)苦しく感ずる。弱点を突かれたりして閉口する。 ③見聞するに堪えない。また、いたわしい。ふびんである。 ④感に堪えない…
【意味】 イセエビ科のエビ。体長は30㎝以上に達する。体色は赤褐色。頭胸甲は円筒形で堅く、多くの刺(とげ)があり、腹部は大きくやや扁平。歩脚はどれも鋏(はさみ)をもたない。関東から九州に分布し、水深20~30メートルの岩…
【意味】 ①地中から湧き出る水または湯。また、その場所。 ②比喩的に湧いて出る源。 【語源・由来】 出水(いずみ)の意味から。
【意味】 ①こしかけるための家具。腰掛け。 ②官職などの地位。ポスト。 【語源・由来】 「椅子」の「椅」は「よりかかる」という意で、「子」は小さな物に添える接尾語。そこから、「椅子」は、「よりかかる小さな物」という意味。
【意味】 人がいやがる仕打ちをわざとすること。また、その人。 【語源・由来】 「意地」は仏教で「心のもちよう」「気性」を意味する語で、それに「悪い」が付いた「意地悪い」という形容詞から生じた語。元々は、気性が悪いという意…
【意味】 いじめること。弱い立場の人に言葉・暴力・無視・仲間外れなどにより精神的・身体的苦痛を加えること。1980年代以降、学校で問題化。 【語源・由来】 「いじめ」は、「意地」や「いじる」、「囲締」が語源といわれている…
【意味】 ききめのないことのたとえ。 【語源・由来】 「針」は治療で用いる「鍼」を指し、石に針を刺しても何の治療効果もないことから。
【意味】 ききめのないことのたとえ。 【語源・由来】 石に灸を据えても何の効果もないことから。
【意味】 ①岩より小さく、砂より大きい鉱物質のかたまり。 ②岩石・鉱石の俗称。また、石材の意にも用いる。 ③宝石、または特定の鉱物加工品。時計の軸受けに使う宝石、ライターの発火合金、碁石、硯、墓石など。 ④石御器(いしご…
【意味】 ①たいそう清い。汚れがない。また、すがすがしい。 ②潔白である。汚れた行いがない。 ③未練がない。思い切りがよい。 【語源・由来】 「清らかである」「清浄である」という意味の古語「潔し」の口語。語源は、「いさぎ…
【意味】 イサキ科の海産の硬骨魚。全長約40cm。幼魚には3条の淡黄色の縦帯があり、その体色が猪の子に似ることから、ウリボウとも呼ぶ。成魚は多く暗褐色。東アジア沿岸、日本では東北伊南に産する。食用。夏に美味。いさぎ。 【…
【意味】 若い男性の顔かたちがすぐれていること。また、そのような男性。 【語源・由来】 「いけてる」の略「いけ」と顔を表す「面」とをあわせた俗語か。
【意味】 ①生きたまま贄(にえ)として神に供える生き物。 ②ほかの目的のために犠牲になること。 【語源・由来】 「生け」は「生きている」という意味の動詞の連用形。「活け魚」「生け作り」などと同じ使い方。「贄」は朝廷または…
【意味】 よい。格好良い。面白い。 【語源・由来】 「魅力的」「かっこいい」という意味の「イケテイル」の約。
【意味】 他人の性質・態度などが気に染まないで嫌である。 【語源・由来】 卑しめののしる意の接頭辞「イケ」に打消しの助動詞「ナイ」を伴った好かないがついたもの。「イケ」を用いた語に「いけしゃあしゃあ」などがある。
【意味】 池を掘って人工的に水をためたところ。自然の土地のくぼみに水のたまったところ。 【語源・由来】 「池」は、魚を生かせておくところという意味から「いけ(生)」という説、水が涸れるのに対し「いけ(生)」とする説がある…
【意味】 ①(名)事がらのなりゆき。また、なりゆきにまかせること。十分考えないですること。十分考えないですること。 ②(副)(近世は多く「に」を伴って) ⑴だしぬけに。突然。 ⑵直接。じかに。そのまま。 【語源・由来】 …
【意味】 ①つわもの。兵士。兵隊。軍勢。軍隊。 ②軍隊と軍隊とが戦うこと。戦い。戦争。合戦。 【語源・由来】 「いくさ」を漢字で「戦」「軍」と書くのは当て字。 矢を射ること、射術、弓術を意味する「射(いくさ)」が原義。
【意味】 生きている馬の目を抜くほど、すばやく人を出し抜く。抜け目がなくて油断がならないさまをいう。生き馬の目をくじる、行き牛の目を抜くともいう。 【語源・由来】 「生き馬の目を抜く」は、生きている馬の目を抜きとるほど素…
【意味】 イカナゴ科の海産の硬骨魚。体は細長く槍型、全長は約20センチメートル。背部は青褐色、下腹部は銀白色。春に小さいのを捕って煮干・佃煮(つくだに)とする。俗にカマスゴという。夏には砂の中に潜って休眠。北日本に多く、…
【意味】 かみなりのこと。 【語源・由来】 たけだけしいという意味の形容詞「厳し」の語幹「イカ(厳)」+ツ(助詞)+チ(霊)。元々いかずちは、「鳴る神」ともいいい、恐ろしい神を表す語だった。
【意味】 非金属元素の一種。元素記号S原子番号16.原子量32.07.黄色の樹脂光沢のある決勝もろい結晶で、水には溶けない。青い炎をあげて燃える。遊離して火山地方に多く産し、化合物としては酸化鉄・硫化銀・硫化銅・硫化水銀…
【意味】 ①居住用の建物。うち。 ⑴(普通は一家族の)人が住むための建物。 ⑵特に、自宅。わがや。 ②同じ家に住む人々の集合体。 ⑴家庭。家族全体によって形作られる集団。特に、旧民法で、戸主の支配権で統率された、戸主と家…
【意味】 物事を最初に言い出した人。いいだしべ。 【語源・由来】 「臭い」と言い出した人がおならをした当人であるということから、その人が率先して物事をすべきだという含みで言う。
【意味】 「はいはい」と人の意見に盲従するさま。 【語源・由来】 「唯唯」も「諾諾」も人の言葉に逆らわず従うという意味。
【意味】 十二支の一つで、最後に位するもの。動物では猪に当てる。 【語源・由来】 「亥」は「がい」と読み、草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表している。のちに、覚え易くするために動物の「猪」が当てられた。日本では…
【意味】 鮭・ますの卵の塩漬け。 【語源・由来】 ロシア語「Икра(ikra)」に由来する。「魚の卵」の意。なお、卵をかたまりのまま塩漬けにしたものは「筋子」。
【意味】 思うようにならず、あせって落ち着かないさま。 【語源・由来】 草木の刺(とげ)のことをいう「いら」を繰り返した語。刺が多く出ているさまから。刺に突かれた時のチクチクした刺激や、光や暑さによる不快な刺激を指すよう…
【意味】 非常にうまく。適切にも。 【語源・由来】 程度がはなはだしいさまをいう形容詞「いみじ」の連用形「いみじく」に「も」がついた形から。「いみじ」は、嫌ったり避けたりする意味の「忌む」という動詞が、穢れなどを意味する…
【意味】 取るに足りない。 【語源・由来】 「介」は、へだてる、入り込む、助けるなどの意で、助数詞の「个(か)」や「箇」に通じて一人の意。また「芥(あくた)」にも通じ、小さいの意もある。このことから、「一介」とは、ごくわ…
【意味】 人の迷惑になるような悪ふざけ。 【語源・由来】 「徒(いたずら)」と同源。「徒」は無益なさま・役に立たないさまをいい、そこから、「無益なこと・悪ふざけ」といった意味が生じた。
【意味】 婚約者。 【語源・由来】 結婚を約束する意の動詞「言い名付く(いひなづく)」の連用形「言ひ名付け」が名詞化した語。「許婚」は当て字。また、「結納付け(ゆひのうづけ)」が転じて「いひなづけ」となり、「いいなづけ(…
【意味】 言動の裏に、何か深い意味が隠されているようす。 【語源・由来】 もと、昭和初期の女学生の俗語。「意味深長」の略。
【意味】 質屋。 【語源・由来】 質と同音の七を、一と六に分け、金を借りることで銀行としゃれた。
【意味】 いとも簡単に決着がつくこと。 【語源・由来】 「一度でころりと倒れる」の縮約形が形容動詞として使われるようになったもの。本来「ころり」は、物が転がる様子を表す擬態語であるが、急に転がったり倒れたり落ちたりするさ…
【意味】 著作権の所有者が、その使用に応じて受け取る金銭。著作権使用料。 【語源・由来】 英語「royalty」の訳語。もともとは、「印紙税(印紙を帳簿・証書等に貼って消印する方法で納税される税金)」の略語として使われて…
【意味】 何かを体験した後、心に残る感じ。 【語源・由来】 英語impressionの明治初期の訳語。もとは仏教語で、形がはっきり現れることをいう。古くは「いんぞう」と読んだ。現在でも、仏教語としては「いんぞう」と読む。
【意味】 一度の手間で、多くの利益を得ること。 【語源・由来】 英語のことわざ「kill two birds with one stone.」(一つの石で二羽の鳥を殺す)の訳語。鳥が二羽集っていたところで、一羽の鳥を狙っ…
【意味】 男女の性別を異にするもの。 【語源・由来】 もとは、単に「性質が異なる」という意で使われていた語。明治時代に英語sexまたはgenderが「性」と訳されてから、男女の区別を表す意が派生した。
【意味】 何かを進んでしようとする心のはたらき。はっきりとした考え。 【語源・由来】 英語Willの訳語。明治初期、「哲学字彙」に収録されてから広く使われるようになったことば。のち、類似語の「意思」と混同された。
【意味】 足の速い人。 【語源・由来】 バラモン教の神で仏教に取り入れられ、仏法の守護神となったもの。仏舎利を盗んで逃げた捷疾鬼(しょうしつき)を追いかけて取り戻したことから、韋駄天は足が速いことで知られている。 【参考…
【意味】 前世からの運命。関係。 【語源・由来】 「いんえん」の変化した語。「因」は結果を引き起こす直接的原因。「縁」はそれを外側から助ける間接的原因。この世のすべては、この因と縁によって生じ、また滅するとされることから…
【意味】 死者を浄土へ導くために法語を唱えること。 【語源・由来】 迷っている人々や魂を導いて仏道に入れること。最後通告としての「引導を渡す」は、葬儀の時、導師の僧が棺の前で死者が迷わず悟りを開くよう法語を唱えることの意…
【意味】 頑固で思いやりのないこと。欲深く無慈悲なこと。 【語源・由来】 仏教で「因」は結果の原因となるもの、「業」はその因を助ける間接的な行為で、つまり「報い」の原因となる行為を指す。善因善果であり悪因悪果なのだが、悪…
【意味】 ①原因と結果。 ②不運なめぐりあわせ。 【語源・由来】 仏教で説明する「原因と結果の法則」のこと。よいことをすればよい結果が、悪いことをすれば悪い結果が生まれるという考え。鎌倉時代以降、特に前世での悪い行いに対…
【意味】 学問や技芸などで、師から弟子に伝える奥義のこと。 【語源・由来】 「三衣」(さんえ)と「一鉢」(いっぱつ)の意。「三衣」は下衣・上衣・外衣で、つまり袈裟のこと。「一鉢」は食事を受けるための鉢。この「三衣一鉢」は…
【意味】 最後まで他の人と行動や運命を共にすること。 【語源・由来】 よい行いをしたものは、死後、ともに極楽に住生して、同じ蓮の花の上に生まれ変わること。現在では、善悪に関係なく行動や運命をともにする者同士という意になっ…
【意味】 あることを成し遂げようと心に決めること。 【語源・由来】 「一念発起菩提心」の略。仏教で、それまでの考えを改めて、悟りを開こうという気持ちを表すこと。 【参考】 一念発起の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・…
【意味】 重大な出来事。大事件。 【語源・由来】 仏教で、仏が衆生救済のために、この世に現れるという重大事を意味する語であったことから。 「一大事因縁」ともいわれ、仏が衆生を救うためにこの世に現れ、それによって成仏すると…
【意味】 ことばで言わなくても考えや気持ちが伝わること。 【語源・由来】 「心を以(も)って心を伝える」という意味で、禅宗で、ことばや文字で表せない真理を師の心から弟子の心に伝えることを意味した。仏道の神髄は文字であらわ…
【意味】 状況などが自分でわかっている状態。 【語源・由来】 英語、Consciousnessの訳。仏教で、六識一つ。意根によって起こり、法境を了別する心王(しんのう、心の主たるもの)をいう。明治以降、哲学や心理学の用語…
【意味】 簡単には説明できない。 【語源・由来】 「孟子」にある「曰難言」という表現を訓読したもの。「孟子」より。孟子が弟子の公孫丑から「浩然の気」とはどんなものかと質問されて、「言い難し」と答えたという故事による。
【意味】 特別の事情。わけ。 【語源・由来】 漢文で、下に続く引用文を導いて「言うことには」の意を表す「曰」を訓読したもの。事情の意は「いわく」のあとに他人の言い分や事情が続く場合が多いことから。「曰く付き」「曰くありげ…