いわしのあたまもしんじんから【鰯の頭も信心から】の語源・由来

【意味】
つまらないものでも信仰の対象となるとありがたいものに思われるようになるということ。

【語源・由来】
「信心から」は、信じ方次第の意味。今は廃れてしまったが、節分の夜、鰯の頭を柊の枝にさして門口に置くという風習があった。鰯の臭気が悪鬼を追い払うという俗信だが、このことわざもこのような民間信仰から生まれたと考えられる。類義語に「白紙も信心から」「竹箒も五百羅漢」がある。

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