いれずみ【入れ墨・刺青】の語源・由来


【意味】
①肌に文字・絵画などを彫り付けること。また、そのもの。針や刃状の道具で皮膚を傷つけ、墨・朱・ベンガラ・カルミン・インジゴなどの色料を刺しいれる。先史時代から行われ、日本では近世にも流行。鳶(とび)などの職人や遊侠の徒の間に行われた。彫物。我慢。文身。刺青。タトゥー。
②五刑の一つ。顔または腕に墨汁を刺しいれて前科の印としたもの。江戸時代には庶民の窃盗罪に対し、単独または追放・敲(たたき)に付加して行われた。黥(げい)。
③筆を加えること。入れ墨。加筆。

【語源・由来】
「刺青」は、刺青の別称で、元々は「しせい」と読む。明治5年の「新聞雑誌三九」に「刺青」の文字が見られるが、谷崎潤一郎の短編集「刺青」以後広く一般に知られるようになる。江戸時代、ファッションとしての入れ墨は「彫物」と呼ばれ、刑罰の「入れ墨」とは区別された。「彫物」は、遊侠の徒の間で盛んにおこなわれたが、自らが入れる「入れ墨」は、元々は、漁師が死んだ際の身元確認のためや火消しの鳶が粋であるところを見せるためだった。

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