イネ【稲】の語源・由来


【意味】
イネ科の一年生作物。栽培種は2種。サティバ種は東南アジア起源、現在、世界各地の熱帯・温帯で栽培。グラベリマ種はアフリカ起源、現在はアフリカの一部でわずかに栽培。サティバ種には、籾の丸くて短い日本型(ジャポニカ)、細長いインド型(インディカ)、大粒のジャワ型がある。日本への伝来は諸説あるが、縄文末期までに渡来したらしい。草丈は、改良種では1m以内。茎は中空で数個の節がある。葉は長線形で、葉身と葉鞘から成り互生。夏から秋にかけて出穂する。秋に熟する果実を米といい、食用。日本の農業上、最も重要な作物で、水稲(すいとう)と陸稲(りくとう)がある。成熟の遅速によって早稲(わせ)・中稲(なかて)・晩稲(おくて)に分け、澱粉の性質によって粳(うるち)・糯(もち)の2群とする。

【語源・由来】
「稲」は古くから、食料として重要なものであったことから、「いひね(飯根・飯米)」の意味からとする説、日本人の生活に深くかかわっていることから「いのちね(命根)」「いきね(生根)(息根)」の約とする説、かつては、藁を敷いて寝たことや忌み言葉「寝ね(いね)」と掛けた「稲挙ぐ」「稲積む」という言葉があることから、「いぬ(寝ぬ)」の連用形が名詞化されたという説など諸説ある。

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