いのしし【猪】の語源・由来

【意味】
①ウシ科(偶蹄類)イノシシ科(広くはペッカリー科を含む)の哺乳類の総称。また、その一種。体は太く、頸は短く、吻(ふん)が突出している。日本産のものは頭胴長約1.2m、尾長20cm。ヨーロッパ中南部からアジア東部の山野に生息する。背面に黒褐色の剛毛があり、背筋の毛は長い。犬歯は口外に突出。夜行性で雑食。仔は背面に淡色の縦線があるので瓜坊(ウリボウ)・瓜子という。豚の原種で、肉は山鯨・牡丹と呼び食用。しし。い。いのこ。野猪(やちょ)。
②(裏面に猪の図があったことから)1899年から1917年にかけて発行された10円紙幣の俗称。

【語源・由来】
「イノシシ」は、「猪(い)の獣(しし)」で、「い」は「イノシシ」の鳴き声の擬声語、「しし」は大和言葉で「食用にする獣」を意味する。

スポンサーリンク
スポンサーリンク