われおもう、ゆえにわれあり【我思う、故に我在り】の語源・由来
【意味】 思考している自分が存在することは確かであり、疑うことはできないということ。 【語源・由来】 フランスの哲学者デカルトが、あらゆるすべてのものを疑った末に到達した第一の真理。仏語の自著『方法序説』にある言葉。ラテ...
【意味】 思考している自分が存在することは確かであり、疑うことはできないということ。 【語源・由来】 フランスの哲学者デカルトが、あらゆるすべてのものを疑った末に到達した第一の真理。仏語の自著『方法序説』にある言葉。ラテ...
【意味】 大事業は長期間に及ぶ努力が無ければ成し遂げることはできない。 【語源・由来】 英語のことわざRome was not built in a day.の訳。一説に、スペインの小説家セルバンテス(「ドン・キホーテ」...
【意味】 理想郷。想像上の理想的な社会。 【語源・由来】 イギリスの思想家トマス・モアが、当時のイギリス社会を批判し、理想的社会を描いた著作『ユートピア』にもとづく。ギリシャ語からの造語で「どこにもない場所」の意。
【意味】 陸上競技の一つ。四二・一九五㎞の長距離走。 【語源・由来】 ギリシャの地名「マラトン(Marathon)」を英語読みしたもの。紀元前四九〇年、ギリシャ軍の兵士が、自軍の勝利を伝えるために戦場のマラトンからアテネ...
【意味】 言論の力は、武力よりも強い。 【語源・由来】 イギリスの作家エドワード・ブルワー=リットンが発表した歴史劇『リシュリューあるいは謀略』に見られる言葉。The pen is mightier than the s...
【意味】 厳しくつらい時期を越えれば、幸福が訪れることのたとえ。 【語源・由来】 イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」にある結びの一説。If Winter comes, can Spring be far behi...
【意味】 この世のありとあらゆるものは、流動変化してきわまりないということ。 【語源・由来】 ギリシャの哲学者ヘラクレイトスによって提唱された哲学の概念。ギリシャ語パンタ・レイ(panta rhei)の訳。「万物は流転す...
【意味】 外見は立派だが、諸悪の根源となっているもののたとえ。 【語源・由来】 ギリシャ神話で、ゼウスがパンドラに持たせた箱のこと。中にあらゆる災いと悪が詰まった箱(本来は壺)。彼女が地上に着いたとき、好奇心からこの箱を...
「二兎を追うものは一兎をも得ず」という言葉は、二つのものを同時に追求すると、最終的にどちらも手に入れることができないという教訓を示すものです。 このことわざの起源については、ローマの古いことわざから来ているという説や、オ...
「汝自らを知れ」という言葉は、古代ギリシャに由来しています。 この言葉は、デルフォイの神殿に刻まれていたとされる有名な格言です。 具体的にこの言葉の作者とされる人物には諸説があり、古代の賢者ディオゲネス・ラエルティオスは...
「トロイの木馬」という言葉は、古代ギリシャの伝説に登場する巧妙な策略を指します。 この伝説は、小アジアの北西部に存在した古代都市トロイを舞台にしたトロイ戦争のエピソードのひとつです。 トロイ戦争のさなか、ギリシャ軍は手詰...
「時は金なり」という言葉は、時間の価値と貴重さを強調する表現として日常的に使われます。 この言葉の背後には、時間を適切に利用しないと機会の損失や無駄になるという考えがあります。 この考え方は、効率的に行動することの重要性...
「天は自ら助くる者を助く」という言葉は、努力や自助の重要性を示す言葉としてよく知られています。 この言葉の根源は、英語のことわざ「Heaven (or God) helps those who help themselv...
「鉄は熱いうちに打て」という言葉は、具体的な意味として鉄工の場面を思い起こさせます。 すなわち、鉄が赤く熱せられて柔らかくなった状態で、最も形を変えやすい時に鍛冶屋がそれを打つべきであるという意味です。 この具体的なイメ...
帝王切開という言葉の背後には興味深い歴史があります。 この手術方法の名前は、古代ローマの皇帝カエサルに関連しているとされています。 一つの伝説や説によれば、カエサル自身がこの手術で生まれたと言われています。 しかし、これ...
「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉は、言葉を使っての雄弁よりも、沈黙を守る方がより価値があるという意味を持っています。 この言葉の起源は、イギリスの評論家トーマス・カーライルの言葉に由来します。 彼の著書「衣装の哲学」には...
「血は水よりも濃い」という言葉は、家族や血縁者との絆の強さを示すものとして使われています。 この言葉の起源は、西洋のことわざ「Blood is thicker than water」という表現にあります。 この英語のこと...
「大山鳴動」という言葉は、大きな前触れや期待に比べて結果が取るに足らない、つまり大げさな前兆の後の小さな結果を表すたとえです。 この表現の起源は、古代ローマの詩人ホラティウスの「詩論」に由来しています。 ホラティウスは、...
「象牙の塔」という表現は、もともとフランス語の「la tour d’ivoire」から来ています。 このフランス語の表現は、詩人の現実からの逃避的な姿勢を描写する際にフランスの批評家サント・ブーブが用いたもの...
「すべての道はローマに通ず」という言葉は、どのような手段や方法を選んでも、結局のところ目的や真理にはたどり着けるという意味を持っています。 また、真理はどんなに様々な道から考えられても、常に一つであるという考えを示してい...
「スパルタ式」という言葉は、その名の通り、古代ギリシャの都市国家スパルタに由来しています。 スパルタは、優秀な戦士を育成することを重視しており、そのための教育方法は非常に厳格でした。 この教育方法は、勤勉や尚武の精神を根...
「自由放任」という言葉は、元々フランス語の「laissez-faire」から派生したもので、直訳すると「為すにまかせよ」という意味になります。 この考えは、18世紀中期にアダム・スミスなどの経済学者によって強く主張されま...
「事実は小説より奇なり」という言葉は、現実の出来事が架空の小説よりも驚くべき、不可解であることを示す言葉です。 この言葉の起源は、イギリスの著名な詩人、バイロンの叙事詩「ドン・ジュアン」に由来します。 彼はこの作品の中で...
「左翼」という言葉の起源は、フランス革命の時代に遡ります。 当時、フランスの国民議会の議場において、どの政治的立場の議員がどの位置に座っていたかが、この言葉の由来となっています。 具体的には、議長席を基点にして左側には急...
「賽は投げられた」という言葉は、一度行動を開始したら引き返せない、決意を固めて前進するという意味を持ちます。 この言葉の起源は古代ローマ時代にさかのぼります。 具体的には、紀元前49年、ガイウス・ユリウス・カエサルがロー...
「コロンブスの卵」という言葉は、ある事柄が実際には誰にでも可能であるものの、最初にその方法や答えを見つけることが困難であることを示す例えとして使われます。 この表現の背景には、クリストファー・コロンブスに関する有名な逸話...
「コペルニクス的転回」という言葉は、思考や視点を大きく変えること、あるいは従来の考え方を逆転させることを意味します。 この言葉の由来は、ドイツの哲学者、イマヌエル・カントが自らの哲学的な立場を説明する際に使用したものです...
「コップの中の嵐」という言葉は、大きな問題ではないが限られた範囲で大騒ぎしている状態や小さな問題を大げさにとらえる様子を表現する言い回しです。 この言葉の背景には、西洋のことわざ「A storm in a Teacup」...
「芸術は長く、人生は短し」という言葉は、古代ギリシャの医者ヒポクラテスが残した言葉「Ars longa, vita brevis」に由来しています。 ヒポクラテスのもともとの言葉は、医学や医術の学びには長い時間がかかるの...
「木を見て森を見ず」という言葉は、物事の細部にばかり目を向けて全体を見失ってしまう状況を指します。 この表現の由来は、ヨーロッパのことわざ “You cannot see the wood for the t...