つつもたせ【美人局】の語源・由来
「美人局」、または「つつもたせ」は、男が妻や情婦を使って他の男を誘惑し、その後に言いがかりや詐欺を働き、金銭をだまし取る手口を指す言葉です。 この言葉の起源は、博打の世界にあるとされ、もともとは「筒持たせ」という言葉であ...
「美人局」、または「つつもたせ」は、男が妻や情婦を使って他の男を誘惑し、その後に言いがかりや詐欺を働き、金銭をだまし取る手口を指す言葉です。 この言葉の起源は、博打の世界にあるとされ、もともとは「筒持たせ」という言葉であ...
「付け目」という言葉は、もともとカルタやサイコロの賭博の中で、特定の札やサイコロの目を予想し、その上で賭ける「ねらい」や「目標」となる点を指していました。 つまり、予想される出る確率の高い札やサイコロの目を「付け目」とし...
「チンケ」の言葉は、サイコロ賭博において、一の目を「ちん」と称していたことに起源を持ちます。 サイコロにおいて、一の目は最低の数字とされていたため、「ちん」という言葉が「最低」や「程度が低い」という意味で使われるようにな...
「ちょんぼ」はもともと麻雀における専門用語で、役が成立していない状態の牌で誤って上がってしまう行為や反則行為を指す言葉でした。 このようなミスを犯すと麻雀のルール上、罰則が科されます。 この麻雀の用語が時代とともに一般的...
「すべた」という言葉は、女性を侮蔑的に指す際に使用されるものです。 この言葉の起源は、めくりカルタの「点にならない札」を指す言葉として使用されていたことにあります。 この「点にならない札」は、ゲーム内での価値が低いことか...
「三下」という言葉は、元々博打の世界で用いられる隠語で、下っ端の者を指す言葉として使われていました。 この名称は「三下奴」の省略形で、具体的にはサイコロを振った際に出る目の数字「三」よりも下の数、つまり「一」や「二」を意...
「切り札」という言葉は、元々トランプのゲームで使われる用語です。 この中で「切り札」は、他のカードを凌駕する強力なカード、つまり最も有効な手段とされるカードを指します。 特にゲーム「ナポレオン」などでこのカードが「場を切...
「おもうつぼ」は、「期待した通りになること」を指す日本語の表現です。 この言葉の由来は、博打の世界から来ています。 博打において「壺」とは、サイコロを入れて振る籐や竹で作られた「壺皿」のことを指します。 熟練の「壺振り師...
「大博打」という言葉は、文字通り「博打」、つまりギャンブルや賭け事の規模や危険性が特に高いケースを指します。 「博打」自体もリスクを伴う挑戦や冒険を意味しますが、「大博打」はその上を行く、極めてリスクが高い挑戦を表します...
「裏目に出る」という表現は、サイコロのゲームから来ています。 サイコロには各面に数字があり、反対側の面同士の数字の和は通常7になります。 例えば、サイコロを振って「1」が出て欲しいと願ったとします。 しかし、反対の面、つ...
「いんちき」という言葉は、主にごまかしや不正、いかさまを指す日本語の俗語です。 この語源にはいくつかの考え方があるものの、一説によれば、明治時代の賭博仲間が使っていた隠語から生まれたとされます。 その当時、不正手段を使っ...
「一点張り(いってんばり)」という表現は、何か一つのことにだけ集中し、その他の事は無視するという意味で用いられます。 元々この言葉は、花札やサイコロ賭博で金銭を同じ場所、すなわち一点だけに賭ける行為から来ています。 賭け...
「一六勝負(いちろくしょうぶ)」という表現は、運命が一つの行動や選択にかかっている、極めて冒険的な試みや状況を指します。 この言葉の起源は、サイコロを振って一か六が出るかで勝敗が決まるようなギャンブルから来ています。 サ...
「いちかばちか」という表現は、元々博打の世界で使われていた言葉です。 具体的には、丁半賭博というゲームでよく使われました。 「一」は「丁」、そして「八」は「半」から来ているとされています。 これらはそれぞれ丁半賭博の旧字...
「いかさま(如何様)」とは、いんちきや詐欺的な行為を指す日本語の表現です。 この言葉の語源を辿ると、元々は「どのように」や「どんなふうに」という意味で使われていたとされています。 この使われ方から、次第に「いかにもその通...
「安全牌」の語源は、麻雀というゲームからきています。 麻雀では、プレイヤーが相手に勝たれる状況を避けるために、捨てる牌を選びます。 特に、相手があがる(勝つ)可能性が低い、つまり「安全」とされる牌を「安全牌」と呼びます。...
「敬遠」という言葉は、現在では「うわべでは敬意を示しながらも、実際には避けて接する」という意味で使われています。 この言葉の由来は、中国の古典『論語』にさかのぼります。 『論語』には「敬鬼神而遠之」という表現があります。...
【意味】 前もって示し合わせたとおりに事を運ぶこと。 【語源・由来】 「八百長」は、明治時代の八百屋の店主「長兵衛(ちょうべえ)」に由来する。長兵衛は通称「八百長」といい、囲碁の腕前はなかなかのものであった。よく相撲の年...
【意味】 物事の進行を止めること。 【語源・由来】 「待った」とは、囲碁や将棋で、相手が優れた手を指した際に待ってほしいと発する掛け声のこと。相撲でも、相手に立ち合いで「待った」を掛け、仕切り直しにすることから。現在では...
【意味】 将来に備えて整えておく手はず。将来のための用意。 【語源・由来】 布石の「石」は囲碁で使用する碁石のこと。「布」は「敷く」「配置する」を意味する。戦いを有利に進めるには、序盤戦で全局的な展開を考えて要所要所に石...
「成金」という言葉は、将棋という日本の伝統的なボードゲームに起源を持ちます。 将棋では、駒が敵の陣地に入ると「成る」というルールがあります。 この「成る」という行動によって、特定の駒は強力な動きを持つ金将と同等の能力を持...
「駄目押し」という言葉は、元々囲碁の世界から来ています。 「駄目」とは、囲碁で言うところの、双方のプレイヤーの境界に位置し、どちらの領分にもなり得ない場所を指します。 この「駄目」に石を置いても、実際の勝敗には関係ありま...
「高飛車」という言葉の意味は、人が高圧的や威圧的に振る舞う様を指します。 この言葉の由来は将棋の戦法に関連しています。 将棋における「高飛車」は、飛車を自陣の前方に高く進める特定の戦法を指します。 この戦法は「浮飛車」と...
「先手」という言葉の原点は、囲碁や将棋の世界にあります。 これは、相手よりも先に石を打ったり、駒を動かし始めることを指します。 対照的に、後から打つ人のことを「後手」と呼びます。 時間が経つにつれ、この言葉は囲碁や将棋の...
「捨て石」という言葉は、その起源を囲碁の用語に持ちます。 囲碁の中で、後の局面を有利に進めるために、あえて相手に取らせることを目的として打つ石を「捨て石」と称します。 つまり、その石自体は短期的には失われるかもしれません...
「序盤」という言葉は、元々は将棋や囲碁の盤面やその勝負を指す「盤」に由来しています。 この「盤」は、ゲームの進行における様々な段階や局面を表現するために使われます。 特に、「序盤」は、ゲームが始まったばかりの初期の段階、...
「定石」という言葉は、もともと囲碁の世界で使用されていました。 囲碁では、特定の局面において最善とされる一連の打ち方を指すために「定石」という言葉が使われていました。 つまり、定石は碁石が打たれる一定のパターン、またはそ...
将棋倒しは、文字通り将棋の駒を用いて行う遊びから名前が付けられました。 この遊びでは、将棋の駒を一列に少し間隔を空けて並べ、その列の端の駒を軽く押すと、駒が次々と折り重なるように倒れていく様子を楽しむものです。 この遊び...
後手という言葉は、他に先を越される状態や相手に攻められて受け身となる状況を指します。 この言葉の起源は囲碁や将棋の世界にあります。 囲碁や将棋の対局において、後から石を打ったり駒を動かしたりする行為を「後手」と呼びます。...
「結局」という言葉の由来は、囲碁や将棋の盤を指す「局」に、締めくくるという意味の「結」という文字が合わさったものです。 もともとは囲碁や将棋の一局、一勝負が終わることを意味していました。 しかし、時が経つにつれてこの言葉...