うらめにでる【裏目に出る】の語源・由来

「裏目に出る」という表現は、サイコロのゲームから来ています。

サイコロには各面に数字があり、反対側の面同士の数字の和は通常7になります。

例えば、サイコロを振って「1」が出て欲しいと願ったとします。

しかし、反対の面、つまり「6」が出てしまった場合、その振りは「裏目に出た」とされ、勝負での成功が逆に不利な結果を招くことになります。

このサイコロの状況を一般化して、人々は「裏目に出る」を使って、何かを期待して行動した結果、その逆の悪い結果が生じた状況を指すようになりました。

この表現は、計画や行動が反対の結果を招いてしまったときによく用いられます。

このような語源を知ることで、この表現がなぜ「裏目」という言葉を用いるのかが理解しやすくなるでしょう。

【裏目に出る】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「裏目に出る」という表現の語源、基本的な意味、用途、そしてその深い意味合いについてカンタンにまとめます。
項目 詳細・内容
語源 サイコロのゲームから来ている。各面と反対側の面の数字の和は通常7。
基本的な意味 何かを期待して行動したが、その逆の悪い結果が出た状況を指す。
具体例 サイコロで「1」が出ることを期待して振ったが、「6」が出る(反対の面)場合は「裏目に出た」とされる。
用途 計画や行動が反対の結果を招いたときに用いられる。
深い意味合い 語源を知ることで、なぜ「裏目」という言葉が用いられるのかが理解しやすくなる。

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