たもと【袂】の語源・由来
「袂」は、現在では着物の袖の袋状に垂れ下がった部分を指します。 この言葉の起源は「手本(たもと)」にあります。 ここでの「た」は「手」を、そして「もと」は「本」を指しています。 この「手本」はもともと「手元」の意味を持ち...
「袂」は、現在では着物の袖の袋状に垂れ下がった部分を指します。 この言葉の起源は「手本(たもと)」にあります。 ここでの「た」は「手」を、そして「もと」は「本」を指しています。 この「手本」はもともと「手元」の意味を持ち...
「保つ」という言葉は、ある状態を維持するという意味を持っています。 この言葉の起源は「手持つ」という言葉にあり、これは物事を手に持って保持する、すなわち所持するという意味から派生してきました。 この「手持つ」が時が経つに...
「魂消る」という言葉は、「びっくりする」という意味で使われます。 この言葉の由来は、「魂(たま)」と「消る(げる)」の二つの部分に分けられます。 「魂」は心や精神の働きを指し、「消る」は消えるという意味で、この場合は縮約...
「掌」の日本語での言葉「たなごころ」は、手の内側や手のひらを意味します。 この言葉の由来を深掘りすると、まず「たな」は「手の」という意味で、「な」は「の」に相当する古い連体助詞です。 一方、後半の「ごころ」は「中心」を意...
「沢山」は、日本語で数量が多いことを意味する表現です。 この言葉の語源や由来を簡単に説明します。 「沢」と「山」という二つの文字が組み合わさって「沢山」という言葉ができています。 まず、「沢」は多くの水が流れる様子を示す...
「松明」という言葉は、照明として利用されるために松や竹などを束ねて火をつけるものを指します。 この言葉の由来は、「たきまつ」という語からきています。 こちらの「たきまつ」は「焚松」や「焼松」と書かれ、文字通り松を焚いて火...
「大団円」は、物事がめでたく、円満に終わる最後の状態を指す言葉です。 その起源は「団円」という言葉にあります。 「団円」は、もともと「終わり」や「結末」を意味する言葉でした。 えて、「団円」には「まるい」という意味や「円...
「団塊の世代」という言葉は、昭和20年代前半に生まれたベビーブーム世代を指します。 この言葉の起源は、作家の堺屋太一が書いた同名の小説「団塊の世代」にあります。 この小説が大変な人気となり、そのタイトルがそのまま昭和20...
「太陽族」という言葉は、戦後の日本で見られた、既存の秩序に縛られず、自由奔放に行動する若者たちを指す言葉として使われました。 この言葉の起源は、石原慎太郎の小説「太陽の季節」に由来します。 この小説では、戦後の混乱期に生...
「垂れ込み」という言葉は、警察の隠語として使用される言葉であり、主に警察などの機関への密告を意味します。 この言葉の背景には動詞「垂れ込む」があります。 具体的には「垂れ込む」の連用形が「垂れ込み」として使われるようにな...
「駄弁る」という言葉は、むだなおしゃべりをする、という意味を持っています。 この言葉の起源は「駄弁」という名詞から来ており、それを動詞として使う形になったものです。 具体的には、「駄弁」がもともと持っていた意味に、動作や...
「だふ屋」という言葉の背後には、泥棒仲間の隠語があります。 この「だふ」とは、実は「札」という言葉を逆さにした倒語であり、特定のグループ内でのみ通用する言葉として使われていました。 入場券や他の貴重なチケットを買い占め、...
「タクる」という言葉は、タクシーを利用して移動することを意味します。 この言葉の語源や由来について説明します。 「タクる」は、「タクシー」という言葉を動詞として使うようになったものです。 日本語では名詞から動詞を作ること...
「叩けよさらば開かれん」という言葉は、迷わず積極的に行動することの大切さを伝えるもので、この言葉の背後には宗教的な背景があります。 その語源は、新約聖書の中の「マタイによる福音書」にある、イエス・キリストの有名な「山上の...
「大山鳴動」という言葉は、大きな前触れや期待に比べて結果が取るに足らない、つまり大げさな前兆の後の小さな結果を表すたとえです。 この表現の起源は、古代ローマの詩人ホラティウスの「詩論」に由来しています。 ホラティウスは、...
「第六感」という言葉は、通常の五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)を超える感覚や直感を指す表現として使われます。 この言葉は、英語の「sixth sense」を日本語に翻訳したものです。 具体的には、五感だけでは捉えきれ...
第一印象という言葉は、人や物事と初めて接触した際に抱く、最初の感じや感想を指します。 この言葉の由来は英語の”first impression”から来ています。 具体的には、「first」は「最初...
「大黒頭巾」は、その特徴的な円形で横に膨らんだ形状の頭巾を指す言葉です。 この名前の由来は、七福神の一つである大黒天に関係しています。 実際、大黒天はこの特定の頭巾をかぶっている姿でよく描写されています。 そのため、この...
「断末魔」という言葉は、死に際やその時の苦しみを指す言葉として使用されますが、その背後には深い語源や由来が存在します。 言葉の一部、「末魔」は、梵語の「marman」という言葉の音写からきています。 この「marman」...
「旦那」という言葉は、現代日本語では主に「自分の夫」や「他人の夫」を指す言葉として知られていますが、その語源や由来は非常に深い歴史を持っています。 「旦那」は「檀那」とも書かれることがあります。 この表記の背景には、梵語...
荼毘は、火葬のことを指します。 この言葉の語源は、梵語の「jhāpeti」を音写したもので、死体を焼いて残った骨を納める葬法を示しています。 日本の歴史において、最初に火葬された人物として知られるのは僧の道昭で、これは7...
「大衆」という言葉は、現代では多数の人々や民衆を指す言葉として一般的に使用されますが、その起源は仏教にあります。 もともと、この言葉は仏教の中で「だいしゅ」「だいず」として読まれ、大勢の仲間や特に仏教の教えに従う僧の集団...
「醍醐味」という言葉は、元々仏教用語で、その中で「醍醐」は牛や羊の乳を精製して得られる濃厚で甘みのある液体を指すものでした。 仏教では、乳を精製する際の五段階を「五味」と称しました。 この五段階は「乳」「酪」「生酥」「熟...
「断腸」という言葉は、あまりの悲しみやつらさを表す言葉として使われます。 この言葉の背景には、中国の古い時代の悲しい伝説があります。 この伝説は、東晋の武将である桓温が中心となります。 彼はある時、船で三峡という難所を越...
「玉に瑕」という言葉は、非常に価値のあるものや素晴らしいものに、ちょっとした欠点や瑕疵があるさまを指します。 この言葉の語源を探ると、「玉」とは宝石を指し、「瑕」とはその玉の表面に生じた小さな傷や欠点を意味します。 美し...
「多多益弁ず」という言葉は、「多ければ多いほど、上手に処理をする」という意味を持つ言葉です。 この言葉の背景には、古代中国の歴史的なエピソードが関連しています。 言葉の起源は、前漢の時代、高祖劉邦が統治していた頃にさかの...
「蛇足」という言葉は、現代では「余計なもの」や「不要なもの」という意味で使われますが、この言葉の背景には古い中国の故事が隠されています。 この故事は、中国の楚の国に由来しています。 あるとき、楚の国で祭りの際、主人から使...
「他山の石」という言葉は、自分自身の成長や磨きに役立つ他人の言動を指す言葉として使われますが、この表現の背後には古くからの故事や意味があります。 由来は、古代の中国の古典「詩経-小雅・鶴鳴」に見られる言葉「他山の石、以て...
「太公望」という言葉の背後には、古代中国の歴史と故事が隠されています。 この言葉は、中国の周代の賢臣である呂尚を指しています。 伝承によれば、周の文王は、彼の祖父である古公亶父から、周の地に聖人が現れ、その聖人の支援によ...
大器晩成は、特に優れた人物や才能が持つ者は、一般的な人々よりも時間をかけてその真価を発揮するという考えを示す言葉です。 「大器」とは、非凡な才能や偉大な人物を指し、この言葉は大きな容器が簡単に造られるわけではないという事...