いいなずけ【許婚】の語源・由来
「いいなずけ」、または「許婚」という言葉は、婚約者を指す日本語の表現です。 この言葉の語源は、結婚を約束するという意味の古い日本語の動詞「言い名付く(いひなづく)」から来ています。 具体的には、この動詞の連用形である「言...
「いいなずけ」、または「許婚」という言葉は、婚約者を指す日本語の表現です。 この言葉の語源は、結婚を約束するという意味の古い日本語の動詞「言い名付く(いひなづく)」から来ています。 具体的には、この動詞の連用形である「言...
「あられもない」という表現は、元々「あり得るはずがない、ありえない、とんでもないこと」といった意味で用いられています。 この表現は、助詞「あり」に可能の助動詞「る」が加わり、さらに「も」および「なし」と続く形で構成されて...
「あらずもがな」という表現は、日本語において「むしろないほうがよい」という意味で使われます。 この言葉の語源は、文中にもあるように、「あらず」という部分に願望の助詞「もが」と感動の助詞「な」が加わった形から来ています。 ...
「あまた」という言葉は、「あまる(余る)」や「あまねく(遍く)」といった語幹から派生しています。 元々この言葉は、何かが程度や量において「はなはだしい」、すなわち「極端な」または「過度な」状態を指す用語として用いられてい...
「当てずっぽう」という言葉は、いいかげんな判断やそのような行動を指します。 この言葉の語源を追うと、「当て推量(あてずいりょう)」という表現にたどり着きます。 この「当て推量」とは、具体的な根拠や証拠がないままに推測や判...
「あっぱれ」という言葉は、日本語で「見事である」や「素晴らしい」といった意味を持ちます。 この言葉の語源は、古語の感動詞「あは」に由来します。 「あは」は、人々が喜びや悲しみ、愛惜、感嘆などの強い感情を表現する際に使われ...
日本語の表現「あっけらかん」には主に二つの意味があります。 一つ目は人が驚きやあきれた状態で、口をぽかんと開けている様子を指します。 二つ目は何事にも平気で、楽に取り扱っている状態を意味します。 この言葉の語源にはいくつ...
「新しい」という日本語の単語は、その語源を平安時代にさかのぼることができます。 元々は「あらたし」と呼ばれていました。 この「あらたし」は、動詞「あらたむ」や「あらためる」と同じ語根を持っています。 これらの動詞は、何か...
「あたぼう」という言葉は、日本語の俗語で、その意味は「当たり前である」ということです。 この言葉は江戸時代に起源を持ち、その語源は「あたりまえだ、べらぼうめ」というフレーズから来ています。 このフレーズを短縮した形が「あ...
「朝飯前」(あさめしまえ)という言葉は、日本語で物事が非常に簡単であるという意味で使われます。 この表現の語源は、文字通り「朝飯(朝ごはん)を食べる前」という時間帯に由来しています。 朝飯を食べる前の時間は通常、一日の始...
「憧れる」という言葉は日本語の中でも特定の感情や状態を非常に繊細に表現しています。 この言葉の語源や由来を理解することは、日本文化や人々の心情に対する深い洞察を与えるかもしれません。 元々は「あくがる」という形で使われて...
「あぐら(胡坐)」という言葉は、日本語で特に足を組んで座るスタイルを指します。 この言葉の語源について考えると、「あぐら」は、主に「あ(足)」と「くら(座)」の二つの要素から成り立っています。 「あ」は足を指す明確な部分...
「あくどい」という日本語の言葉にはいくつかの語源や由来に関する説が存在します。 一つの説は、この言葉が「灰汁(あく)」に由来しているというものです。 灰汁は特に食べ物の苦味や不快な味を表す言葉として用いられます。 この「...
“あからさま”という表現は、その歴史を通じていくつかの意味の変遷を経ています。 元々は「にわかに・急に」という意味がありました。 その後、「一時的・かりそめ」といった意味に変わりました。 この一時...
【意味】 うろたえること。 【語源・由来】 狼狽の「狼」も「狽」もオオカミの一種といわれる伝説上の動物。「狼」は前足が長くて後足が短いが、「狽」は前足が短くて後足が長い。そのため、「狽」は「狼」の背に乗って常に一組になっ...
【意味】 ①主家を離れ、俸禄を失った武士。 ②進学や就職ができないでいる人。 【語源・由来】 もとは、中国起源の語で、本籍を離れ住みかを定めずさまよい歩く人、官職がなく他郷を流浪する人をいった。律令国家においては、租税の...
【意味】 乱暴にふるまうさま。 【語源・由来】 もとは狼の寝床の意。「藉」には「敷く」や「踏む」「雑」などの意味があり、狼が草を藉(し)いて寝た後は乱れていることから、多くのものが散乱しているさまをいう。転じて。日本では...
【意味】 敵の襲来などを知らせるために上げる火や煙。のろし。 【語源・由来】 「のろ」は野良、「し」は気、あるいは火の意。古く中国では、狼のふんを薪にまぜて燃やしたことから。ふんを加えると、風が吹いてもまっすぐに立ちのぼ...
【意味】 食材を調理し、食べられるように調えること。また、その食べ物。 【語源・由来】 本来は、物事をうまく処理すること、切り盛りすることをいった。「料」は「米」と「斗」を合わせた「計る」という意味を持つ字、「理」は「お...
【意味】 その時々の人々の好みに合って、一時的にもてはやされること。また、その好み。 【語源・由来】 「流行」とは「流れゆく」意。また、「物事が河の流れるさまのごとく世間に流布する」意。為政者の徳の広まりや、疫病の広まり...
【意味】 成績が悪くて、上の学年や学校に進学・進級できないこと。 【語源・由来】 本来は、科挙(中国の官吏登用試験)に合格しないことを意味した。「第」はその試験の等級の意。転じて、試験や審査に通らない意となった。「落第」...
【意味】 物事の要点。また、物事をうまく処理する方法。こつ。 【語源・由来】 「要」は腰、「領」は襟の意。衣服を扱うとき、必ず腰と襟のところを持つことから、物事の要点の意が生じた。物事を処理する意は日本の用法。
【意味】 分を超えた大きな望み。 【語源・由来】 もとは、謀反を企てる心の意。山犬や狼の子は、人に飼われていても野生の本性を忘れず、飼い主を害そうとすることから。『春秋左氏伝』に「諺にいわく、狼子は野心と」とある。新しい...
【意味】 竹を組み合わせて作った柵。 【語源・由来】 「虎落」は「こらく」と読み、中国で粗い割り竹を組んで作った垣をいう。その字を日本語の「もがり」に当てたもの。
【意味】 自分の姓名・住所・肩書きなどを記した小型の紙。 【語源・由来】 相手に自分の名を知らせて面会を求めることを「刺を通ず」といい、その際に出す名札のことを名刺といった。昔、中国では、竹や木を削って姓名を書き込んだ。
【意味】 政治上の理由で、本国を脱出して他国へ亡命すること。 【語源・由来】 「命」は名を記した戸籍。もとは他国へ逃げて、戸籍から名前を消すことの意であった。
【意味】 天皇・皇后・皇太后・太皇太后の敬称。 【語源・由来】 中国では天子(皇帝)の敬称。「陛」は宮殿の階段の意。「階段の下」にいる近臣を介して奏上することから、天子を直接指さずに暗示した語。日本では天皇・皇后などに用...
【意味】 (親や師に似ないで)愚かであるさま。また(至らない)自分を謙遜していう語。 【語源・由来】 「肖」は似る意。「不肖」は、すぐれた天子や賢人に、あるいはすぐれた父に似ないで愚かであること。日本ではふつう、親や師に...
【意味】 心の奥底。また、心から信頼できる相手。 【語源・由来】 腹と胸。すなわち体の中心となる大切な部分の意。また、腹や胸のように頼みになるところから、心の奥底の意や、自分の腹とも胸とも頼む人の意が生じた。
【意味】 瓜科のつる性一年草の果実。また、その中身を取り去って乾燥させた容器。 【語源・由来】 「瓢」は酒を入れる「ひさご」、「箪」は飯を盛る竹の器のこと。これが、日本では果実のひょうたん。およびその容器の意になった。古...