ねぐら【塒】の語源・由来
「塒(ねぐら)」は、寝る場所を指す言葉として使われます。 この言葉の起源は「寝座(ねくら)」で、もともとは鳥が寝る場所、つまり鳥の巣を意味していました。 時が経つにつれて、この言葉は一般的な寝る場所全般を示すようになりま...
「塒(ねぐら)」は、寝る場所を指す言葉として使われます。 この言葉の起源は「寝座(ねくら)」で、もともとは鳥が寝る場所、つまり鳥の巣を意味していました。 時が経つにつれて、この言葉は一般的な寝る場所全般を示すようになりま...
「禰宜(ねぎ)」は、神職の総称として用いられる言葉です。 この言葉の起源は、神の心を和らげて加護を願うことを意味する動詞「ねぐ(労ぐ)」に関連しています。 具体的には、「ねぐ」の連用形が「ねぎ」として使われるようになった...
「済し崩し」という言葉の由来は、「済す(なす)」という動詞から来ています。 「済す」は、返済するという意味を持っています。 この言葉の背景には、借金を少しずつ、段階的に返済していくという意味があります。 そこから、物事を...
「名残」という言葉は、もともと「波乗り」から転じたとされています。 これは、風が止んだ後でも、しばらくその影響として波が立ち続ける様子を指しています。 つまり、ある出来事や事象が終わった後に、その影響や気配が残ることを連...
「蔑ろ」という言葉は、人や物事を侮ったり、軽んじたりする意味を持っています。 この言葉の由来は、「無きが代(なきがしろ)」という言葉が変化したものです。 元々「無きが代」は「無いも同然」という意味で使われていました。 こ...
「戸惑い」の語源は、文字通り「戸」に関連しています。 この言葉は、方角を失ったり、どの出入り口を開けるべきか分からなくなる、つまり「戸」に関わる混乱や迷いの状態を指しています。 具体的には、寝ぼけた状態で方向感覚がなくな...
「とばっちり」という言葉は、水しぶきを意味する「迸(とばし)り」から派生した言葉です。 「迸る」という動詞は、物が強く跳ねる、または、水などが勢いよく飛び散る様子を表しています。 この「迸る」は、現代でよく使われる「ほと...
「止め」という言葉は、決定的な一撃や最後の行為を指す言葉として使われます。 この言葉の語源は、動詞「止める」の連用形からきています。 ここでの「止める」とは、動いているものを停止させる、あるいは終わらせるという意味です。...
「とつおいつ」という言葉は、「あれこれと思い迷うさま」を表す言葉として使用されますが、その語源は「取りつ置きつ」という言葉から来ています。 「取りつ置きつ」は、物を手に取ったり、下に置いたりという繰り返しの動作を指す言葉...
「刀自」は、古くから使われている老婦人の敬称です。 元々この言葉は「戸主」、つまり家の中で家事を取り仕切る主婦を意味するものとして使われていました。 そこから、その家の中心となる女性、特に経験を積んだ老婦人を尊敬の意を込...
「閉ざす」という動詞は、通路や出口を塞ぐことを意味します。 この言葉の起源を辿ると、「戸鎖(とざ)す」に由来していることがわかります。 ここでの「戸鎖す」とは、戸を閉じて鎖や錠を下ろす行為を指していました。 つまり、物理...
「咎める」という言葉は、非難する、あるいはなじるという意味を持ちます。 この言葉の語源について探ると、「とが」、または「咎」という言葉から派生しています。 こちらの「とが」や「咎」は、罪や過失を意味する言葉として用いられ...
「衒う(てらう)」は、自分の才能や能力を見せびらかす、つまり、ひけらかすという意味を持つ言葉です。 この言葉の由来は、「照らう」という動詞に関係があります。 「照らう」とは、光で物を照らし出して、それをはっきりと見せると...
「手練」は、人を巧妙に欺く手段や技巧を指す言葉として使われます。 この言葉の語源や由来については複数の説が存在します。 一つの説は、「手練」が「手練(しゅれん)」の誤読から生じたとするものです。 「しゅれん」とは、熟練し...
「手足れ(てだれ)」は、技芸や腕前が優れていることを指す言葉として使用されます。 この言葉の起源は、「手足り(てだり)」という表現から来ています。 「手足り」は、「手に十分に足りる」という意味合いがあり、それが技術や技芸...
「つかぬこと」という表現は、前の話や状況と関係がないこと、またはそれとは異なることを指す言葉として用いられます。 この言葉の背景を理解するためには、日本語の動詞「付く」と、それに付随する打消しの助動詞「ず」を考える必要が...
「ちんぷんかんぷん」、漢字で書くと「珍紛漢紛」と表されるこの言葉は、物事や話の内容が全く理解できない、あるいは難解であることを指す日常用語です。 この言葉の由来や背景を探ると、漢字表記には「珍紛漢紛」の他にも「珍糞漢糞」...
「ちょうな」という言葉は、大工道具の一つで、柄が曲がった鍬形の刃物を指します。 この言葉の由来は、「手斧」という言葉が音の変化を経て「ちょうな」となったものです。 つまり、「ちょうな」は「手斧(ておの)」が時代とともに変...
「手水」という言葉は、日本の伝統文化や宗教的儀式に関連する言葉として使われています。 手や顔を洗って清めるための水を指します。 この言葉の語源・由来を簡単に説明すると、 「手水」という言葉は、もともと「てみず」として使わ...
「ちゃきちゃき」という言葉は、「正統」や「生粋」を意味します。 この言葉の起源は、「ちゃくちゃく」という言葉に由来します。 これは「嫡子から嫡子へ」という意味で、正統な血筋や家を継ぐことを示す言葉でした。 時間と共に、こ...
「堪能」という言葉は、現代日本語で「十分に味わい、満足すること」という意味として広く認識されていますが、その起源は非常に興味深いものとなっています。 この言葉のもととなったのは、実は「足んぬ」という表現で、これは「十分に...
「だらしない」という言葉は、もともと「しまりがない」や「乱れた状態」を意味する形容詞「しだらない」から来ています。 この「しだらない」は、音節の順序を入れ替えることで「だらしない」となりました。 さらに、この「しだら」の...
「たらい」は、まるくて平たい容器を指す言葉です。 この名前は、もともと「手洗い」から転じたものです。 手や他の物を洗うための容器として使われたことから、この名前が付けられました。 具体的には、古文書『和名抄』には、「盥」...
「袂」は、現在では着物の袖の袋状に垂れ下がった部分を指します。 この言葉の起源は「手本(たもと)」にあります。 ここでの「た」は「手」を、そして「もと」は「本」を指しています。 この「手本」はもともと「手元」の意味を持ち...
「保つ」という言葉は、ある状態を維持するという意味を持っています。 この言葉の起源は「手持つ」という言葉にあり、これは物事を手に持って保持する、すなわち所持するという意味から派生してきました。 この「手持つ」が時が経つに...
「魂消る」という言葉は、「びっくりする」という意味で使われます。 この言葉の由来は、「魂(たま)」と「消る(げる)」の二つの部分に分けられます。 「魂」は心や精神の働きを指し、「消る」は消えるという意味で、この場合は縮約...
「掌」の日本語での言葉「たなごころ」は、手の内側や手のひらを意味します。 この言葉の由来を深掘りすると、まず「たな」は「手の」という意味で、「な」は「の」に相当する古い連体助詞です。 一方、後半の「ごころ」は「中心」を意...
「沢山」は、日本語で数量が多いことを意味する表現です。 この言葉の語源や由来を簡単に説明します。 「沢」と「山」という二つの文字が組み合わさって「沢山」という言葉ができています。 まず、「沢」は多くの水が流れる様子を示す...
「松明」という言葉は、照明として利用されるために松や竹などを束ねて火をつけるものを指します。 この言葉の由来は、「たきまつ」という語からきています。 こちらの「たきまつ」は「焚松」や「焼松」と書かれ、文字通り松を焚いて火...
「大団円」は、物事がめでたく、円満に終わる最後の状態を指す言葉です。 その起源は「団円」という言葉にあります。 「団円」は、もともと「終わり」や「結末」を意味する言葉でした。 えて、「団円」には「まるい」という意味や「円...