わざあり【技あり】の語源・由来
【意味】 技術が高いこと。 【語源・由来】 柔道の言葉で、「一本」には満たないが相当の技をしたときに下す判定。「技あり」が二回で一本になる。相手を抑え込んで二十五秒を経過した場合も「技あり」(三十秒で一本)となる。転じて...
【意味】 技術が高いこと。 【語源・由来】 柔道の言葉で、「一本」には満たないが相当の技をしたときに下す判定。「技あり」が二回で一本になる。相手を抑え込んで二十五秒を経過した場合も「技あり」(三十秒で一本)となる。転じて...
【意味】 守備の態勢が整っていないために、相手につけ込まれやすい。 【語源・由来】 相撲で、四つに組む時に脇があいていると、相手の差し手を許しやすいことからいう。転じて、一般に防御が万全でない意。
【意味】 互角の争いをする。 【語源・由来】 相撲のことば。「四つ」とは、「四つ身」とも言い、相撲で双方が両手を差し合って組み合うこと。体を引いたりかわしたりせず、正面からぶつかりあうところから、堂々と渡り合う意で使われ...
【意味】 下の者が、自分より実力や実績が上の者に練習の相手をしてもらうこと。 【語源・由来】 相撲で、番付が下位の力士が上位の力士にぶつかり稽古の相手をしてもらうことをいう。反対に、上位の力士の立場からいうのであれば、「...
【意味】 進行を一時止めること。 【語源・由来】 碁・将棋などで、相手の仕掛けてきた手を待ってもらったり、相撲で立ち合いを待ってもらったりすること。また、そのときにいう語。相撲でも、相手に立ち合いを待ってもらうときに使い...
【意味】 勝負に負ける。 【語源・由来】 相撲で、星取表に書き入れて勝ち負けを示す白黒の丸いしるしを星ということから出た言葉。他にも、勝負の世界ではよい成績を残すことを「星を残す」、運よく勝つことを「星を拾う」などという...
【意味】 下位の地位にある者。下っ端。未熟者。 【語源・由来】 相撲で、序二段以下の力士を指していうことば。関取(十両以上の力士)のまわしを持ち運ぶなど、身の回りの世話をすることから。転じて、その世界に入ったばかりの下っ...
【意味】 相手もいないのに、また、周囲の事情や結果を考えずに、ひとりで意気込むこと。 【語源・由来】 昔、神社などで行われていた儀式に由来する。神様と相撲を取るもので、神様は姿が見えないことから一人で相撲をとっているよう...
「藤助」という言葉は、相撲界で「けちな人」を指す隠語として使われます。 この言葉の由来は、かつて相撲協会に藤田川藤助という名の世話人がいたことに関連しています。 この藤田川藤助という老人は、彼の節約家としての性格やけちな...
「土がつく」という表現は、勝負や対決で負けることを意味します。 この言葉の由来は、相撲の伝統的なルールに基づいています。 相撲の土俵上での取組みにおいて、選手の体のいずれかの部分(足の裏以外)が土に触れると、その選手はそ...
「谷町」という言葉は、現代では力士の後援者や一般的な後援者を指す言葉として使われます。 この言葉の背後には、興味深い由来が隠されています。 明治時代の初期、大阪市南区の谷町という場所に、一人の医者が開業していました。 こ...
【意味】 本気で行う勝負。また、命がけで事を行うこと。 【語源・由来】 「真剣」は、竹刀や木刀ではなくて本物の剣ということ。その真剣を使って命がけで勝負をすることから、本気になってことにあたる意が生じた。
「白星」という言葉は、相撲における勝利を指します。 この言葉の起源は、相撲の勝敗を記録する際の星取表に関連しています。 勝った場合、その記録として白い丸印(○)がつけられるのです。 これに対し、負けた場合は黒い丸印(●)...
「斜に構える」という表現は、物事を直接的に受け止めない、あるいは皮肉や気取った態度を取るという意味で使われます。 この言葉の起源は、剣道の実践から来ています。 剣道では、通常、刀を相手に向けてまっすぐ構えるのが基本ですが...
「死に体」という言葉は、現在では、何らかの組織や人がかつての勢いや力を失い、回復が困難な状態にあることを指す言葉として使用されます。 この表現の背景には、元々相撲の世界で使われていた特定の状況を示す言葉があります。 この...
「仕切り直し」という言葉の由来は相撲の世界からきています。 相撲において、力士たちが土俵上で両手をついて、相手との対決の構えを取る行為を「仕切り」と称します。 しかし、時折、この立ち合いの瞬間に、両力士のタイミングや呼吸...
「腰砕け」は、もともと相撲の用語として使用されていました。 相撲では、対戦者が特別な技を受けていないのに、自らの体勢を失って倒れることを指して使われていたのです。 この言葉の中の「腰」は、体の重心やバランスを保つ部分を指...
「剣ヶ峰」という言葉は、現代では「あとがない状態」や「極限の状況」を意味することが多いです。 しかし、この表現の背後には、相撲や火山という異なる文化や自然の側面が絡んでいます。 元々「剣ヶ峰」は、火山の噴火口周辺、特に富...
「軍配が上がる」という言葉は、「勝敗が決まる」という意味で使われます。 この言葉の背景には、「軍配団扇」が関連しています。 「軍配」とは、「軍配団扇」の略で、これは戦国時代の武将が戦場で軍勢を指揮するために使った特殊な団...
「黒星」という言葉は、勝負に負けることを指します。 この言葉の起源は、相撲の勝ち星、つまり勝敗を示す星取表に関連しています。 相撲の星取表では、勝った場合には白い丸印(○)で、負けた場合には黒い丸印(●)で勝敗を示します...
「金星」という言葉は、相撲の世界で特に重要な意味を持っています。 通常、相撲で力士が対戦相手に勝利することを「白星」と呼びますが、「金星」はさらに特別な勝利を指します。 具体的には、平幕(ひらまく)と呼ばれる、相対的に低...
「変わり身」という言葉は、もともと相撲の世界で使われる用語で、立ち合いの際に素早く体の位置を変えて相手の攻撃を避ける技術を指していました。 この言葉は、相撲という特定の文脈から脱却し、一般的な意味で「身を転ずる」こと、す...
「活を入れる」という表現は、元々は柔道や武道などで使われる技術から来ています。 この「活」とは、気絶した人や意識が朦朧としている人の急所に刺激を与えて、息を吹き返させるという意味があります。 この技術を用いることで、人は...
「肩透かし」という言葉は、元々相撲の世界で使われる決まり手の一つに由来しています。 この決まり手では、対戦相手が強く押し寄せてくる瞬間に、体を素早く開いて肩口に手をかけ、相手を引き倒す技を指します。 ここでのポイントは、...
「一本取る」は、言い負かすや相手をやりこめるという意味で使われる表現です。 この言葉の起源は、柔道や剣道などの武道から来ています。 武道では、特に柔道や剣道で、技を成功させることで得点を獲得するシステムがあります。 柔道...
「勇み足(いさみあし)」という表現は、もともとは相撲の世界で使われる言葉で、一種の決まり手を指しています。 この決まり手は、力士が相手を土俵際まで追い詰めるものの、その勢いに乗ってしまい自分自身が先に土俵を出てしまう、つ...
「揚げ足を取る」という日本語の成句は、相手の小さな失敗や言い間違いを厳しく指摘する行為を表します。 この言葉の背景には日本の伝統的な格闘技、特に相撲や柔道が影響を与えています。 具体的には、「揚げ足」という部分は「地から...