とかく【兎角】の語源・由来
「兎角」という言葉は、多様な意味を持つ日本語の表現です。 これは、いろいろな事柄や状況を示す「かれこれ」や「なにやかや」、そして「ともすれば」や「ややもすれば」というように、ある事が起こる可能性を示す言葉、さらには「とに...
「兎角」という言葉は、多様な意味を持つ日本語の表現です。 これは、いろいろな事柄や状況を示す「かれこれ」や「なにやかや」、そして「ともすれば」や「ややもすれば」というように、ある事が起こる可能性を示す言葉、さらには「とに...
「ドーベルマン」という犬の品種の名前は、その犬を作出したドイツ人、ルイス・ドーベルマンの名前に由来しています。 彼は1860年頃にこの犬種を作り上げました。 この犬種は大型で、短い毛を持ち、黒から黒褐色の毛色を持っていま...
「棟梁」という言葉は、元々建築に関する言葉で、屋根の最も高い部分である「棟」と、屋根や床を支えるための横の木材である「梁」を指しています。 これらの部分は建物の基盤となる非常に重要な部分で、この概念をもとに、集団や国を支...
玉蜀黍、一般に「とうもろこし」とも呼ばれるこの植物は、イネ科の一年生作物で、中南米が原産地です。 日本においては16世紀にこの作物が導入されました。 この際、ポルトガル人を通じて伝えられたため、すでに存在していた「もろこ...
豆腐は、豆汁を加熱して布で濾し分けた結果得られる豆乳から作られる食品です。 豆乳に苦汁や凝固剤を加えることで、やわらかく白い固形の食品となります。 タンパク質を豊富に含むこの食品は、日本には奈良時代に中国から伝えられまし...
「堂に入る」という表現は、学術や技芸などで高い水準に達している、またはその分野での経験やスキルが手慣れている、という意味を持ちます。 この言葉の由来は、家の構造を指している言葉「堂に升(のぼ)り室に入る」から来ています。...
「唐突」という言葉は、事前の前触れや警告なく、突然の状態や行動を指す言葉として使われます。 この言葉の背後には、二つの漢字「唐」と「突」があり、どちらの漢字も「突然」という意味合いを持っています。 「唐突」の語源は、もと...
「堂堂」という言葉は、容姿や態度が非常に立派で優れているさまや、公然として隠さずに行動するさまを示します。 この言葉の由来は、「堂」という文字に関連しています。 「堂」とは、表御殿や正殿、母屋のような建物を指し、そこでは...
「灯台草」は、トウダイグサ科に属する越年草で、北半球の広い範囲に分布しており、特に日本の山地でよく見られる植物です。 この草の特徴として、茎の頂部に5枚の葉が輪生し、斜め方向に5本の枝が伸びています。 これらの枝の先端に...
「淘汰」という言葉は、物や事象を選別し、不要なものを取り除くという意味を持ちます。 言葉自体の成り立ちを見ると、「淘」は水を使って物を洗い、より分けることを意味し、「汰」は勢いよく水を流し、すすぐという意味を持ちます。 ...
「道化」は、人々を楽しませるための滑稽な言動や行為を指し、また、そういったおどけた行動をする人も指す言葉です。 一方、「道化師」は、そのような道化を得意とし、それを職業としている者を意味します。 この「道化」の語源につい...
冬瓜はウリ科の食用の果菜で、熱帯アジアが原産地です。 夏に黄色の雌雄異花を咲かせ、その果実は大きく球形または楕円形をしています。 この冬瓜は、平安時代の「本草和名」という文献に「カモウリ」という名前で記載されており、この...
「トイレ」という言葉は、日本において便所や洗面所、化粧室を指す言葉として一般的に使われています。 この言葉の起源は、英語の「toilet room」という表現に由来していますが、実はアメリカ合衆国での一般的な呼称としては...
「ドンタク」は、日曜日や休日を指す言葉として使われます。 この言葉の起源は、オランダ語の「Zondag(ゾンターク)」という言葉にあり、それは「日曜日」を意味します。 また、半日だけの休みを表現する際には「半ドン」という...
トナカイは、シカ科に属する哺乳動物を指します。 この名前はアイヌ語に由来しており、「tunakkay(トゥナカイ)」や「tunaxkay(トゥナッカイ)」という言葉から来ているとされています。 江戸時代の記録に、司馬江漢...
「戸惑い」の語源は、文字通り「戸」に関連しています。 この言葉は、方角を失ったり、どの出入り口を開けるべきか分からなくなる、つまり「戸」に関わる混乱や迷いの状態を指しています。 具体的には、寝ぼけた状態で方向感覚がなくな...
「とばっちり」という言葉は、水しぶきを意味する「迸(とばし)り」から派生した言葉です。 「迸る」という動詞は、物が強く跳ねる、または、水などが勢いよく飛び散る様子を表しています。 この「迸る」は、現代でよく使われる「ほと...
「止め」という言葉は、決定的な一撃や最後の行為を指す言葉として使われます。 この言葉の語源は、動詞「止める」の連用形からきています。 ここでの「止める」とは、動いているものを停止させる、あるいは終わらせるという意味です。...
「とつおいつ」という言葉は、「あれこれと思い迷うさま」を表す言葉として使用されますが、その語源は「取りつ置きつ」という言葉から来ています。 「取りつ置きつ」は、物を手に取ったり、下に置いたりという繰り返しの動作を指す言葉...
「刀自」は、古くから使われている老婦人の敬称です。 元々この言葉は「戸主」、つまり家の中で家事を取り仕切る主婦を意味するものとして使われていました。 そこから、その家の中心となる女性、特に経験を積んだ老婦人を尊敬の意を込...
「閉ざす」という動詞は、通路や出口を塞ぐことを意味します。 この言葉の起源を辿ると、「戸鎖(とざ)す」に由来していることがわかります。 ここでの「戸鎖す」とは、戸を閉じて鎖や錠を下ろす行為を指していました。 つまり、物理...
「咎める」という言葉は、非難する、あるいはなじるという意味を持ちます。 この言葉の語源について探ると、「とが」、または「咎」という言葉から派生しています。 こちらの「とが」や「咎」は、罪や過失を意味する言葉として用いられ...
「とんちき」は、気の利かない人やまぬけを指す言葉として使われます。 この言葉の由来は、「とんま」の「とん」と、言葉の後ろにつけると軽蔑的なニュアンスが生まれる「ちき」(「いんちき」や「高慢ちき」などから)が組み合わさった...
「年増」という言葉は、女性が娘盛りを過ぎた頃の年齢を指す際に使われる言葉です。 この言葉の起源は、年上を意味する「年増(としまさり)」にあります。 江戸時代の遊郭、すなわち遊女が働く場所で、最盛期を過ぎた遊女たちを指して...
「どんぱち」という言葉は、抗争や戦争の様子を表す言葉として使われます。 この言葉の根底には、銃やピストルが発砲されるときの音を模倣した擬音語があります。 具体的には、ピストルや銃が撃たれる時の響きや音を「どんぱち」と言葉...
「どや」は、宿屋や簡易旅館を指す言葉として使われますが、この言葉の起源は泥棒や芸人の隠語にあります。 具体的には、「やど」という言葉を倒して「どや」と発音したものです。 「やど」は宿や宿泊場所を意味するので、この言葉を逆...
「どたキャン」という言葉は、予定や約束を直前に取り消す行為を指すものです。 この言葉の成り立ちは、「土壇場」という言葉の「どた」と、英語の「キャンセル」を意味する「キャン」の2つの部分から成り立っています。 具体的に、「...
「藤四郎」は「素人」を意味する言葉として使われます。 この言葉の起源は、「しろうと」という言葉の倒語から来ています。 言葉を倒して「とうしろ」となり、それを人名のように聞こえる形にアレンジして「藤四郎」という言葉が生まれ...
「トロイの木馬」という言葉は、古代ギリシャの伝説に登場する巧妙な策略を指します。 この伝説は、小アジアの北西部に存在した古代都市トロイを舞台にしたトロイ戦争のエピソードのひとつです。 トロイ戦争のさなか、ギリシャ軍は手詰...
「時は金なり」という言葉は、時間の価値と貴重さを強調する表現として日常的に使われます。 この言葉の背後には、時間を適切に利用しないと機会の損失や無駄になるという考えがあります。 この考え方は、効率的に行動することの重要性...