こんぶ【昆布】の語源・由来
「昆布」という言葉は、奈良時代から使用されていました。 ただし、その当時、「昆布」の文字は「ひろめ」として読まれており、これは「幅の広い海藻」という意味を持っていました。 また、別の読み方として「えびすめ」もあり、これは...
「昆布」という言葉は、奈良時代から使用されていました。 ただし、その当時、「昆布」の文字は「ひろめ」として読まれており、これは「幅の広い海藻」という意味を持っていました。 また、別の読み方として「えびすめ」もあり、これは...
「月下美人」とは、サボテン科に属する多肉植物の名前です。 この名前は、特定の夜に咲く白い花の特性から付けられました。 この花は夜に開花し、その美しさと強い芳香を放つものの、数時間という短い時間でしぼんでしまいます。 この...
「鶏頭」という名前は、その花の形状が特徴的で、鶏のトサカに似ていることに由来しています。 この視覚的な類似性から、人々はこの植物を「鶏頭」と呼ぶようになりました。 さらに、この花には「鶏冠花」という名前もついており、これ...
「虞美人草」はケシ科に属する一年草で、日本では雛罌粟(ひなげし)とも呼ばれます。 この名前の由来は中国の歴史と伝説に深く関わっています。 特に、中国の秦末期に活躍した武将、楚の項羽に愛された女性「虞美人」にちなんでいます...
「胡瓜(きゅうり)」という名前には興味深い語源と由来があります。 最初に、日本でこの野菜が食べられるようになった際には、黄色く熟した実を食べていました。 その黄色い瓜から「黄瓜(きうり)」と呼ばれていたのです。 しかし、...
「木耳(きくらげ)」という名前は、その特性や特徴から来ています。 まず、「木耳」という名前には、このきのこが樹木に生えることが反映されています。 樹木に生えるきのこの特性を指して「木」という字が使われています。 次に「耳...
「榕樹」、日本では特に「がじゅまる」として知られていますが、その語源や由来には複数の説が存在します。 一つは、この樹木が琉球語で「ガジマル」と呼ばれていたことから、その名称が日本語に転用されたという説です。 しかし、「ガ...
「おみなえし」は日本の秋の七草の一つで、特に美しい多年草です。 この名前の由来にはいくつかの説がありますが、一つの主要な説は、この草が特に美しいために女性を圧倒するほどであるということからきています。 その説によると、「...
「含羞草(おじぎそう)」は、マメ科に属する多年草で、ブラジルが原産地です。 この植物は、触れると葉を閉じて茎が垂れる特性があり、この動きが人がお辞儀をする様子に似ていることから、「おじぎそう」という名前がつけられました。...
「狗尾草(えのころぐさ)」という名前は、元々「えぬころぐさ」と呼ばれていました。 「えぬ」は「をいぬ(子犬)」という言葉が短縮された形で、草の名前全体で「子犬の小草」という意味になります。 この草が「子犬の小草」と呼ばれ...
「隠元豆」は、江戸時代に中国の明(みん)王朝から来日した禅僧、隠元禅師によって日本にもたらされたとされています。 このことから、その名前に「隠元」という禅師の名が冠されました。 別名としては「五月ささげ」や「三度豆」もあ...
伊予柑は柑橘類の一種であり、その名前の由来は日本の地名に関連しています。 この果物は元々山口県で栽培されており、明治時代には「穴門蜜柑(あなとみかん)」という名前で呼ばれていました。 しかし、明治時代中頃に愛媛県へ移植さ...
「公孫樹(いちょう)」は、イチョウ科の落葉高木で、特に秋に美しい黄色い葉をつけることで知られています。 この木の名前の語源は、元々中国から来ているものです。 中国では、この木の葉が鴨の脚に似ているため、「鴨脚」と呼ばれて...
無花果(いちじく)はクワ科の落葉小高木で、西アジアが原産地です。 この植物名の語源には興味深い経緯があります。 元々、この果物はペルシャ語で「anjir」と呼ばれていました。 このペルシャ語の名前が中国に伝わり、音写(音...
「杏子」、または日本で一般に「あんず」と呼ばれるこの植物は、その名前の語源として中国の言葉、すなわち漢名「杏子」から来ています。 日本で「あんず」と読むのは、これが唐音に基づいているためです。 中国で「杏」は木の名前を指...
敦盛草(あつもりそう)は、ラン科の多年草で、初夏に美しい紅紫色の花を咲かせます。 この花の名前の由来は、平安時代末期に活躍した若き武将、平敦盛に関連しています。 平敦盛は平家の武将で、特に一ノ谷の合戦で名を馳せましたが、...
「あすなろ」または「翌檜(あすひ)」は、日本固有のヒノキ科の常緑高木です。 この名前の語源や由来にはいくつかの説があります。 一つの説として、この木がヒノキ(檜)に似ていることから名付けられたとされます。 その場合、「明...
「朝顔」は日本で特に親しまれている花の一つで、その名前は日本語で「朝の容花(かおばな)」という意味に由来しています。 ここでの「容花」は、美しい容姿を持つ花を指します。 つまり、「朝顔」は花が美しい「顔」を持ち、特に「朝...
「あけび」または「木通(もくつう)」は、アケビ科に属するつる性の落葉低木です。 この植物の名前の語源や由来は日本語の「開け実(あけみ)」からきていると考えられています。 この名前は、熟したときにその果皮が裂けて中の実が見...
「茜(あかね)」という言葉は、アカネ科のつる性多年草を指す名称です。 この植物は特にその根が赤黄色をしており、染料としても利用されます。 その根の色が赤黄色であることから、この植物の名前は「赤根」を意味するとされています...
【意味】 トカゲに似た爬虫類の一種。 【語源・由来】 人家に住みつくことから「家を守る」の意。家を守る番人と考えられていることから「家守」とも書く。
【意味】 巻貝の殻に住む節足動物。 【語源・由来】 他の貝の殻を借りて住むことから。
【意味】 土中に住む哺乳動物。 【語源・由来】 地下に潜って土を高くもり上げることから、「もぐらもち」「むぐらもち」と呼ばれていたものの転といわれている。漢字表記の「土竜」は漢名ではミミズのこと。モグラがミミズを食べるこ...
【意味】 メダカ科の淡水魚。 【語源・由来】 メダカは目の大きな魚で、その目が体の先の方の高い位置にあることからこの名があるという。
【意味】 フクロウ目フクロウ科の鳥のうち、耳のような羽角をもつ種の総称。 【語源・由来】 「耳付く」もしくは「耳突く」の意味から。「木菟」は、木に住み、ウサギのような耳を持つことからの当て字。
【意味】 土の中に住む環形動物。 【語源・由来】 「蚯蚓」は、目が見えないが光を感じる細胞があり暗いほうへ這っていく。目で見ることができない動物の意味から、「目不見(めみず)」と呼ばれ、それが転じたとされる。または、「日...
【意味】 鯨の一種。ハクジラ類で最大。 【語源・由来】 「抹香」とは、沈香(じんこう)やセンダン(栴檀)などを混ぜて作った香料のこと。仏事に用いられる。「抹香鯨」は、腹部にある模様の色が抹香の色に似ていることからつけられ...
【意味】 ホタル科の昆虫。 【語源・由来】 夜間に光ることから「火照(ほてり)」または、「火垂(ほたり)」とよばれ、それが転じたものといわれている。
【意味】 フクロウ科の夜行性の鳥。 【語源・由来】 毛が膨れた姿から「膨るる(ふくるる)」の転といわれる。また、鳴き声に由来するともいわれている。他にも、夜行性なので、「昼隠居(ひるかくろう)」の転ともいわれる。別名「五...
【意味】 海底にすむ棘皮動物。 【語源・由来】 五本の腕を放射線状に出した姿が、人の手に見えることから。「人手」とも書く。「海星」の表記は、形が星に似ていることから。