ぶこつ【無骨】の語源・由来
【意味】 洗練されていないこと。無風流なこと。 【語源・由来】 ぶしつけである意の「骨 (こち) 無し」を音読みにした語。
【意味】 洗練されていないこと。無風流なこと。 【語源・由来】 ぶしつけである意の「骨 (こち) 無し」を音読みにした語。
【意味】 鍛冶屋などが使う、火をおこすための送風装置。 【語源・由来】 もとは獣皮でつくった皮袋を用いたことから「吹革(ふきがわ)」といった。のち、「ふいごう」に変化して、「ふいご」になった。
【意味】 他人の頬を平手で打つこと。 【語源・由来】 本来は頭髪の鬢(びん)のところをいう。鬢は頭の側面に生えている髪のこと。地方によっては、頭または頬の意で用いられる。「た」は「手」で、その方向を表し、辺りを意味する。...
【意味】 聖人。高僧。また、物事にすぐれた人。 【語源・由来】 もと「日知り」で、天文暦数を知る人の意とも、日(太陽)のように世の中をすみずみまで知る人の意ともいわれる。
「ひかがみ」、または漢字で「膕」と書かれるこの言葉は、膝の裏側のくぼんだ部分を指す日本語の言葉です。 この言葉の語源について考えると、もともとは「ひきかがみ」という言葉から派生しています。 ここでの「ひき」は「引く」、す...
【意味】 そばに控える。また、ある席にかしこまる。 【意味】 貴人などのそばにつかえる意の古語「侍り」から。
【意味】 きまりが悪い。取り繕うことができず、恥ずかしい思いをする。 【語源・由来】 「ばつ」は「場都合」の略といわれ、その場の具合・調子の意。「話の辻褄を合わせる」「調子を合わせる」の意味で「ばつを合わせる」とも用いら...
【意味】 ①足に何もはいていないこと。 ②とても及ばないこと。「玄人はだし」 【語源・由来】 「肌足(はだあし)」の転。「裸足」とも書く。②はあまりのすごさに玄人や専門家でも「はだしで逃げ出す」意から。
【意味】 頼りにならない。もろい。 【語源・由来】 語構成は、「はか」+「なし(無し)」で、「はか」は目あてや目安、物事の進み具合をいう語。原義は「順調でない」の意。「はかる(計る)」や「はかどる(捗る)」「はかばかしい...
【意味】 郵便用の規格の用紙。 【語源・由来】 「郵便葉書」の略。もとは、紙片などに書いた覚書きの意で「端書(はがき)」と書いた。江戸時代には、借金の督促状、仮の徴税令書、伊勢国の紙幣などを「はがき」といい、郵便制度を導...
「喉」の語源は、もともと「のみど(飲み門)」という形で使用されていました。 この言葉は、飲むための入り口、つまり「飲む門」という意味を持っています。 奈良時代の文献には「喉・咽」を示す言葉として「のみど」という読み方が記...
「のっぴきならない」という表現は、「どうにもならない」という意味で使われます。 この言葉の起源は、「退き引きならない」という古い形にあります。 ここで「退き」は「退く」という意味で、「引き」は「引く」という意味で使われて...
「懇ろ」という言葉は、丁寧で心がこもっている様子を表す言葉です。 この言葉の起源は「ねもころ」という古語から来ています。 具体的には、「ねもころ」は「根+も+凝ろ(ころ)」または「根+如(もころ)」の組み合わせとされてい...
「閨」は、寝室を意味する言葉です。 この語は「寝屋(ねや)」からきており、文字通り寝るための部屋、すなわち寝室を指すものとして使われています。 簡潔に言うと、「閨」は寝るための場所、つまり寝室を意味する「寝屋」に由来して...
「塒(ねぐら)」は、寝る場所を指す言葉として使われます。 この言葉の起源は「寝座(ねくら)」で、もともとは鳥が寝る場所、つまり鳥の巣を意味していました。 時が経つにつれて、この言葉は一般的な寝る場所全般を示すようになりま...
「禰宜(ねぎ)」は、神職の総称として用いられる言葉です。 この言葉の起源は、神の心を和らげて加護を願うことを意味する動詞「ねぐ(労ぐ)」に関連しています。 具体的には、「ねぐ」の連用形が「ねぎ」として使われるようになった...
「済し崩し」という言葉の由来は、「済す(なす)」という動詞から来ています。 「済す」は、返済するという意味を持っています。 この言葉の背景には、借金を少しずつ、段階的に返済していくという意味があります。 そこから、物事を...
「名残」という言葉は、もともと「波乗り」から転じたとされています。 これは、風が止んだ後でも、しばらくその影響として波が立ち続ける様子を指しています。 つまり、ある出来事や事象が終わった後に、その影響や気配が残ることを連...
「蔑ろ」という言葉は、人や物事を侮ったり、軽んじたりする意味を持っています。 この言葉の由来は、「無きが代(なきがしろ)」という言葉が変化したものです。 元々「無きが代」は「無いも同然」という意味で使われていました。 こ...
「戸惑い」の語源は、文字通り「戸」に関連しています。 この言葉は、方角を失ったり、どの出入り口を開けるべきか分からなくなる、つまり「戸」に関わる混乱や迷いの状態を指しています。 具体的には、寝ぼけた状態で方向感覚がなくな...
「とばっちり」という言葉は、水しぶきを意味する「迸(とばし)り」から派生した言葉です。 「迸る」という動詞は、物が強く跳ねる、または、水などが勢いよく飛び散る様子を表しています。 この「迸る」は、現代でよく使われる「ほと...
「止め」という言葉は、決定的な一撃や最後の行為を指す言葉として使われます。 この言葉の語源は、動詞「止める」の連用形からきています。 ここでの「止める」とは、動いているものを停止させる、あるいは終わらせるという意味です。...
「とつおいつ」という言葉は、「あれこれと思い迷うさま」を表す言葉として使用されますが、その語源は「取りつ置きつ」という言葉から来ています。 「取りつ置きつ」は、物を手に取ったり、下に置いたりという繰り返しの動作を指す言葉...
「刀自」は、古くから使われている老婦人の敬称です。 元々この言葉は「戸主」、つまり家の中で家事を取り仕切る主婦を意味するものとして使われていました。 そこから、その家の中心となる女性、特に経験を積んだ老婦人を尊敬の意を込...
「閉ざす」という動詞は、通路や出口を塞ぐことを意味します。 この言葉の起源を辿ると、「戸鎖(とざ)す」に由来していることがわかります。 ここでの「戸鎖す」とは、戸を閉じて鎖や錠を下ろす行為を指していました。 つまり、物理...
「咎める」という言葉は、非難する、あるいはなじるという意味を持ちます。 この言葉の語源について探ると、「とが」、または「咎」という言葉から派生しています。 こちらの「とが」や「咎」は、罪や過失を意味する言葉として用いられ...
「衒う(てらう)」は、自分の才能や能力を見せびらかす、つまり、ひけらかすという意味を持つ言葉です。 この言葉の由来は、「照らう」という動詞に関係があります。 「照らう」とは、光で物を照らし出して、それをはっきりと見せると...
「手練」は、人を巧妙に欺く手段や技巧を指す言葉として使われます。 この言葉の語源や由来については複数の説が存在します。 一つの説は、「手練」が「手練(しゅれん)」の誤読から生じたとするものです。 「しゅれん」とは、熟練し...
「手足れ(てだれ)」は、技芸や腕前が優れていることを指す言葉として使用されます。 この言葉の起源は、「手足り(てだり)」という表現から来ています。 「手足り」は、「手に十分に足りる」という意味合いがあり、それが技術や技芸...
「つかぬこと」という表現は、前の話や状況と関係がないこと、またはそれとは異なることを指す言葉として用いられます。 この言葉の背景を理解するためには、日本語の動詞「付く」と、それに付随する打消しの助動詞「ず」を考える必要が...