ねんごろ【懇ろ】の語源・由来

「懇ろ」という言葉は、丁寧で心がこもっている様子を表す言葉です。

この言葉の起源は「ねもころ」という古語から来ています。

具体的には、「ねもころ」は「根+も+凝ろ(ころ)」または「根+如(もころ)」の組み合わせとされています。

この表現の中の「根」は、植物の根を示しており、それが絡み合いながら地中でしっかりと広がっている様子を思い起こさせます。

この「根が絡み合う」というイメージは、心が行きわたり、密接に関わる様子を意味しています。

つまり、「懇ろ」は、心が深く、真摯に、そして繊細に行きわたった様子を形容する言葉として使われるようになったのです。

ねんごろ【懇ろ】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「懇ろ」という言葉の定義、語源、構成要素やそれが持つ具体的な意味合いについてカンタンにまとめます。
項目 説明・内容
「懇ろ」の定義 丁寧で心がこもっている様子を表す言葉。
語源 「ねもころ」という古語から来ている。
構成要素 「根+も+凝ろ(ころ)」または「根+如(もころ)」の組み合わせ。
「根」の意味 植物の根を示し、絡み合いながら地中でしっかりと広がる様子を表す。
「懇ろ」の意味 心が深く、真摯に、そして繊細に行きわたった様子を形容する言葉。

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