みっともないの語源・由来
【意味】 体裁が悪い。 【語源・由来】 見たくもない意の「見とうもない」の転。 【語源由来の出典】 ・大言海 ・江戸語大辞典=前田勇 【参考】 中世の「見たくもなし」が「見たうもない」「見とむない」などを経て、近世後期に...
【意味】 体裁が悪い。 【語源・由来】 見たくもない意の「見とうもない」の転。 【語源由来の出典】 ・大言海 ・江戸語大辞典=前田勇 【参考】 中世の「見たくもなし」が「見たうもない」「見とむない」などを経て、近世後期に...
【意味】 商店を並べて売るところ。 【語源・由来】 商品を陳列する台や場所を「見世棚(みせだな)」といい、のち、建物そのものをいうようになった。「みせ(店)」はその略から。
【意味】 外見が貧弱である。 【語源・由来】 「身が窄る(すぼる)ようになる」意。「窄る」は、「狭くなる」「縮む」「小さくなる」といった意味の動詞。
【意味】 水をたたえたくぼ地。池や沼より大きなもの。 【語源・由来】 「水海」の意からとされる。もともと、「海」は大水をたたえたところをいい、池や沼をを指すこともあったが、塩水のところを「塩海・潮海(しほうみ)」、淡水の...
【意味】 見るにしのびないほど、あわれなこと。また、自分がひどく情けなくあわれに感じられること。 【語源・由来】 「見じ」と「目」からなる語。「見じ」の「じ」は打消し推量の助動詞で、「見たくない」の意。「 目」は「痛い目...
【意味】 おり。ころ。 【語源・由来】 もとは「水限」(みぎり)で、雨滴の落ちる際の意。とくに、軒下の雨滴を受けるための石を敷いた場所のこと。転じて、庭の意。のち、そうした空間的な区切りの意が発展して、時間的な区切りもい...
【意味】 よそから訪れる人。訪問客。 【語源・由来】 古い形は「まらひと」で、「稀にやってくる人」の意。のちに「まろうと」。江戸時代以降は「まろうど」に変化した。
【意味】 かいがいしくて、まじめに働くさま。 【語源・由来】 誠実である意を表す古語「まめなり」の「まめ」を重ね、形容詞化した語。「忠実忠実しい」は当て字。
【意味】 まぶたのふちに生えている毛。 【語源・由来】 「目の毛」(まのけ)の意。「まつげ」の「つ」は、奈良時代の格助詞で「の」の意。
【意味】 本当。真実。 【語源・由来】 「ま」は「真 (ま)」で接頭語。「こと」は、「事(こと)」または「言(こと)」で言葉や事柄の意。そこから、真実のことば・事柄の意に転じた。
【意味】 売春の客引き。 【語源・由来】 もとは、土地に不案内なもの、ぼんやりしたものをだまして金品を巻き上げるもののこと。ぼんやりものを引っ張ってだますことから「ぼん引き」といい、それが転じたものといわれる。また、盆の...
【意味】 燃えている火の先。 【語源・由来】 「火の穂(先端)」の意からの転。
【意味】 いばって体を反り返らせる。 【語源・由来】 「踏み反り返る」が転じたもの。「ふん」は、「ふみ(踏み)」が撥音便化した語で、踏ん張るという意。「ぞり」は「そる(反る)」が連濁したもので、上体を後ろの方へ曲げる意。...
【意味】 気の毒なこと。かわいそうなこと。 【語源・由来】 この意では「不憫」とも書くが、当て字。もとは「不便」。明治以降、都合の悪いことの意を「不便(ふべん)」と読むようになったが、それ以前は、この意でも「ふびん」と読...
【意味】 字や絵をかく道具。 【語源・由来】 古くは「文手(ふみて・ふみで)」といい、奈良時代以前から使われる筆記具。 「文手」の「文」は手紙の意、「手」は書くことの意。文を書く道具の意から。「ふみで」「ふみて」が、「ふ...
【意味】 言動に愛想のないさま。 【語源・由来】 水飴を煮つめて回転させながら、引き伸ばして切っただけの白い棒状の「打っ切り飴」(ぶっきりあめ)を「打っきり棒」といい、転じて、ぶっ切られたさまや、味や形に変化がないことか...
【意味】 洗練されていないこと。無風流なこと。 【語源・由来】 ぶしつけである意の「骨 (こち) 無し」を音読みにした語。
【意味】 鍛冶屋などが使う、火をおこすための送風装置。 【語源・由来】 もとは獣皮でつくった皮袋を用いたことから「吹革(ふきがわ)」といった。のち、「ふいごう」に変化して、「ふいご」になった。
【意味】 他人の頬を平手で打つこと。 【語源・由来】 本来は頭髪の鬢(びん)のところをいう。鬢は頭の側面に生えている髪のこと。地方によっては、頭または頬の意で用いられる。「た」は「手」で、その方向を表し、辺りを意味する。...
【意味】 聖人。高僧。また、物事にすぐれた人。 【語源・由来】 もと「日知り」で、天文暦数を知る人の意とも、日(太陽)のように世の中をすみずみまで知る人の意ともいわれる。
「ひかがみ」、または漢字で「膕」と書かれるこの言葉は、膝の裏側のくぼんだ部分を指す日本語の言葉です。 この言葉の語源について考えると、もともとは「ひきかがみ」という言葉から派生しています。 ここでの「ひき」は「引く」、す...
【意味】 そばに控える。また、ある席にかしこまる。 【意味】 貴人などのそばにつかえる意の古語「侍り」から。
【意味】 きまりが悪い。取り繕うことができず、恥ずかしい思いをする。 【語源・由来】 「ばつ」は「場都合」の略といわれ、その場の具合・調子の意。「話の辻褄を合わせる」「調子を合わせる」の意味で「ばつを合わせる」とも用いら...
【意味】 ①足に何もはいていないこと。 ②とても及ばないこと。「玄人はだし」 【語源・由来】 「肌足(はだあし)」の転。「裸足」とも書く。②はあまりのすごさに玄人や専門家でも「はだしで逃げ出す」意から。
【意味】 頼りにならない。もろい。 【語源・由来】 語構成は、「はか」+「なし(無し)」で、「はか」は目あてや目安、物事の進み具合をいう語。原義は「順調でない」の意。「はかる(計る)」や「はかどる(捗る)」「はかばかしい...
【意味】 郵便用の規格の用紙。 【語源・由来】 「郵便葉書」の略。もとは、紙片などに書いた覚書きの意で「端書(はがき)」と書いた。江戸時代には、借金の督促状、仮の徴税令書、伊勢国の紙幣などを「はがき」といい、郵便制度を導...
「喉」の語源は、もともと「のみど(飲み門)」という形で使用されていました。 この言葉は、飲むための入り口、つまり「飲む門」という意味を持っています。 奈良時代の文献には「喉・咽」を示す言葉として「のみど」という読み方が記...
「のっぴきならない」という表現は、「どうにもならない」という意味で使われます。 この言葉の起源は、「退き引きならない」という古い形にあります。 ここで「退き」は「退く」という意味で、「引き」は「引く」という意味で使われて...
「懇ろ」という言葉は、丁寧で心がこもっている様子を表す言葉です。 この言葉の起源は「ねもころ」という古語から来ています。 具体的には、「ねもころ」は「根+も+凝ろ(ころ)」または「根+如(もころ)」の組み合わせとされてい...
「閨」は、寝室を意味する言葉です。 この語は「寝屋(ねや)」からきており、文字通り寝るための部屋、すなわち寝室を指すものとして使われています。 簡潔に言うと、「閨」は寝るための場所、つまり寝室を意味する「寝屋」に由来して...